特別展「地震と災難-宝永地震から三河地震まで-」~この地域で巨大地震が発生して今年で80年になること、知ってますか?~
- 公開日
- 2024/12/07
- 更新日
- 2024/12/07
おしらせ
安城市歴史博物館より特別展のお知らせがとどきました。
今年は記念すべき年でもあり、特別展にぜひ足をお運びいただければと思います。
特別展「地震と災害-宝永地震から三河地震まで-」です。
1945年1月13日、第二次世界大戦で日本全土が戦時下となっているなか、この地域を震源とする「三河地震」が発生しました。
2025年1月で80年になります。
この地域を含め、旧碧海郡(刈谷市・安城市・知立市・高浜市・碧南市)・旧幡豆郡(西尾市)に大きな被害が発生し、死傷者が出ました。
また、それより1ヶ月ほど前の1944年12月7日、つまり80年前の今日、「昭和東南海地震」が発生しました。
こちらも大きな被害が発生し、さらに1ケ月後にこの地域が最大被害地となる地震が発生するというダブルパンチとなりました。
しかも戦時下であり、地震が起きたことや、地震の救援等、広く周知されないなどの状況もありました。
東南海…、そういえば8月に出た臨時情報は「南海トラフ臨時情報」といいました。
80年経って考えないといけないことは、やはり自身は今も心配しないといけないことなのです。
この地域に関して、地震については常に情報をもとに学び続ける必要がある内容です。
現在も地震は日本各地で頻発しています。
時代を問わず人々は地震によって被害を受けてきました。
こうした被害は、先人が残した史料から地震発生からその後の対応を断片的に知ることができるのだそうです。
また、被害の実態や救済措置の一端も史料から知ることができるそうです。
こうしたことを記している特別展です。中学生以下は無料、学生は100円引きなので、足を運んでもらえると嬉しいです。
日時は12月7日(土)の10時から14時まで、場所は安城市歴史博物館と安祥城址公園「安祥文化のさと」です。
災害対策車両や消防車両の展示、こども消防服試着体験、浸水AR体験、防災体験ゲームなど、防災について楽しく学ぶイベントが開催されます。
よろしければご参加ください。