「NIHONGIイルミネーションプロジェクト」を公民連携で実施します
- 公開日
- 2024/12/07
- 更新日
- 2024/12/07
学校日記
先日の「オトナケイカク」による作戦段階を終えました。
記事を見て、「ねぇ、何やるの?」と聞いてくれた子もいました。
今日は中高生が集まり、「センパイからのクリスマスプレゼント計画」を立案中です。
町内会から引き継いだたくさんの荷物を開封し、整理しています。
その合間に、ちょっと電飾人間みたいなことをしてすっかり楽しんでいるのも、本校卒業の中学生・高校生の皆さんです。
全ては後輩である、今本校にいる小学生の皆さんのため。
何かをしたいという思いで、みんな動いてくれています。
「オトナケイカク」とは…
「センパイからのクリスマスプレゼント計画」とは…
それは、本校を舞台とした「NIHONGIイルミネーションプロジェクト」の展開です。
二本木小学校は、このたび、三河安城地域の発展を商業で盛り上げる「三河安城商店街振興組合」と、 まちかどに中高生の活躍の場を創出する活動を続ける 「まちかどネットワークlink」と公民連携を図り、ふるさと二本木の象徴である本校を舞台に、冬の夜を彩るイルミネーションプロジェクトを展開します。
イルミネーションは二本木連合町内会の協力と地域のご支援により寄附を受けたLED電球等を用います。
そこに中高生のデザインや発想のもとで、本校玄関前庭園を中心に飾っていきます。
本日は中高生の集まりが本校で行われました。
LED電球の接触状況や数などを確認し、具体的にどんなデザイン・配線をするのか、思案をしています。
様々な校種の皆さんがその手腕を発揮し、センスを光らせながら作戦を立ててくれました。
来週には、このアイデアをもとに設置をします。
この設置には、さらに多くの皆様が本校のためにかかわってくださいます。
企画した中高生の皆さん。
協力していただいている三河安城商店街振興組合・まちかどネットワークlinkの皆様。
そして本校PTA有志の皆様もボランティア参加をしてくださいます。
活動の輪やつながりを広げながら、中高生への協力による地域のつながり創出の場とします。
そして、中高生にとっても地域とのつながり創出となる機会とします。
小学生には日の短いこの時期、とかく寂しさを感じることもあります。
そこで、この時期にイルミネーションを設置します。
本校近隣の二本木児童クラブやつくしクラブ等の放課後の児童クラブから帰宅する児童を中心にターゲットにします。
子どもたちがイルミネーションを見て、本校だけの特別感を持ち、保護者とともにワクワクする時間となるようにしていきたいと思います。
16日(月)には有志の子どもたちとイルミネーションの点灯式を行います。
時間的には児童クラブが終了するまでの店頭で短い時間となりますが、2月14日まで点灯する計画です。
ぜひ皆様もお楽しみいただければと思います。
二本木小学校は、これまでも本校PTAに加え、二本木連合町内会や依佐美・美園住宅町内会、日昇連合会(地域の老人会)などとつながりをもって学校運営などを進めておりますが、安城市でもいよいよ始まろうとしている「地域とともにある学校」づくり推進となる「コミュニティ・スクール」と「地域学校協働活動」の展開を通して、これまでに加えたつながりを強固にすることを目指そうと考えています。
そんな一環で考えたのは、50周年のテーマであった「ふるさと二本木」。
「学校」をみんなでつくり上げ、子どもたちを盛り上げていく活動を通して、学校が「ふるさと二本木」の核になることはできないか、そして、これまで以上の地域のつながりを大切にするために、どんな活動と協働して学校づくり・地域づくりに取り組んでいけばよいかということです。
どの地区よりもまだまだ若者が多いこの二本木地区です。
小学校を卒業した後の彼らにとって、この地域が居場所であるだけでなく、活躍の場があり声をかけ合える関係であってほしいという思いがあります。
卒業させた私たちとともに、地域のなかにもこう考えている皆さんもいらっしゃいます。
また、現PTA役員の皆様を始め、今後もこうした活動に深く関心を持っていただいているところでもあります。
そこで本校では、若者の活躍の場のひとつとして「小学校」をステージとし、先輩の有志を小学生に見せることで、未来に「憧れ」をもってほしいと考えました。
楽しいことをサポートしてくれることを目指し、7・8月は七夕まつりを展開、12月はイルミんーしょんを企画することとしました。
その高校生を支える地域の団体の皆様は、多くが本校の元PTAの皆様です。
自身の子どもに加えて地域の子どもも声をかけ合える存在になることを目指しました。
こうすることにより、多感な時期を迎える中高生やティーンの若者にも、気軽に声掛けや気遣いなどを多くの皆さんができると考えたからです。
学校を核として、若者・青少年の活躍の場を創出するなかで、世代を超えたつながりを持たせたいというのが本校のめざす今後のコミュニティ・スクールと地域学校協働活動の姿になると思います。
そんな一環としての、まずは「NIHONGIイルミネーションプロジェクト」です。
ワクワクがとまりません。
みなさん、楽しみにしてくださいね。