【安城市歴史博物館からのお知らせ】ネコ好きならばぜひ「ごろごろまるまるネコづくし」展へどうぞ!
- 公開日
- 2024/08/14
- 更新日
- 2024/08/14
おしらせ
学校は閉庁日モードに入っておりますので、夏休みの生活に役立つ(かもしれない)定時でのお知らせをお送りします。
南海トラフ地震臨時情報等の関係については、皆様で情報を集めていただくとともに、ご家族で改めて災害に備えての対応やいざという場合のご家族の連絡方法等について、しっかりとご確認ください。
安城市歴史博物館では、夏の特別展として「ごろごろまるまるネコづくし」を開催しています。
歴史の博物館でネコ…。
そもそもネコって、いつからいるんでしょうか。
イヌは西尾市に、縄文時代という狩りをして生活をしていた時代の遺跡である枯木宮貝塚(現在の寺津中学校校庭)から出てきたイヌの骨が有名です。
イノシシなどは骨がばらばらで発掘されるのに、イヌは完全な形で出てきているので、昔からペットのように愛されていたのではないかと言われています。
ではネコはどうでしょう。
今、大河ドラマ「光る君へ」で話題にもなっている時代、平安時代に書かれたまさにそのドラマの主人公である紫式部が書いた「源氏物語」にも出てきます。
江戸時代の浮世絵師である歌川国芳は、ネコを扱った絵を多く描きました。
昨年度の名古屋市博物館でも特別展が行われていました。
その中には、岡崎にある無量寺というところにいたといわれる「猫又」という「全国三大化猫伝説」(*_*)にもなっている有名なネコがおり、びっくり!
今回も展示されているのですが、そこは夏休みですから!(^^)!
となりの喫茶店ではその猫をオマージュしてしっぽがふたつに分かれているおしりをイメージしたクリームソーダがあるそうですよ(*'▽')
このネコ「猫又」については町おこしのために岡崎市内で石像になって愛されています。
また今年の9月には、有名な歌舞伎役者の皆さんがこちらを題材にした怪談「旅噂岡崎猫」を岡崎で演じるらしいです。
ネコは昔どう描かれていたか、ネコを通して地元の歴史はどう描かれているか、ということを知るよい機会にもなるかもしれません。
よろしければぜひご覧ください。
それでは夏休みを元気に過ごしてくださいね。