【愛知県教育委員会より】児童生徒の自殺予防に向けた「知事メッセージ」が愛知県より発出されました
- 公開日
- 2025/08/23
- 更新日
- 2025/08/23
学校日記
9月1日から新学期が始まります。
このことを踏まえ、大村秀章愛知県知事から県内全ての学校の児童生徒等及び県民に向けてメッセージが発信されました。
自殺予防啓発にかかる県民の皆様への知事メッセージ
2025年7月の警察庁の自殺統計(暫定値)によると、本年1月から7月までの間、全国で11,143人、愛知県では701人の方が亡くなられています。
自殺の背景には、失業、倒産、多重債務、過労や孤立などの社会的要因が複雑に絡み合っているといわれております。
<子どもたちへ>
多くの学校では9月1日から新学期が始まります。
こころが苦しくてたまらない、どうしていいか分からないときは、一人で抱え込まず、家族や先生、周りの友だちなど、信頼できる人に、気持ちを話してください。
SNSや電話による相談窓口もあります。周りの人に話しづらいときは、相談窓口に相談してください。あなたのつらい思いを受け止め、寄り添ってくれます。
<つらく苦しい思いをされている方へ>
一人で、苦しい思いを抱え込まず、家族や友人、職場の仲間など、あなたが信頼できる方に気持ちを伝えてください。
身近な人に話しづらい、あるいは、話ができる人が周りにいない方は、県やお住まいの市町村の相談窓口に相談してください。
県では、SNSや電話での相談窓口を設置しています。また、精神保健福祉センターや保健所でも相談をお受けしています。
あなたは決して一人ではありません。
あなたのつらい思いを打ち明けてください。あなたからの相談をお待ちしています。
<全ての県民の皆様へ>
「眠れない」、「食欲がない」など、いつもと違う何らかのサインを発している方があなたの周りにいれば、声をかけて、「心配している」の気持ちを伝えてください。
2025年8月19日 愛知県知事 大村 秀章
大切なことは、みんなで声をかけ合う、けっして一人ぼっちではない、そして、たったひとつの命を大事にしましょうということです。
スクールライフノートに、困った時はメッセージをくださいね。
以上、愛知県からのお知らせでした。