「赤十字」のマークの正しい理解を〜ハロウィンに寄せて〜
- 公開日
- 2023/10/30
- 更新日
- 2023/10/30
おしらせ
本校は、日本赤十字社の「青少年赤十字加盟校」です。
少し硬いお話ですが、日本赤十字社からのこんなお知らせを広く伝えてほしいということでしたので、皆さんにも少しお届けしたいと思います。
日本赤十字社が使用している「赤十字マーク」
これは、戦争・紛争などで傷ついた人々と、その人たちを救護する軍の衛生部隊、赤十字の救護員・施設等を攻撃から守るために使用(表示)するマークです。
このマークを掲げている場所や人(病院や救護員など)には、絶対に攻撃を加えてはいけないことになっています。
「ジュネーブ条約」という国際的な取り決めで厳格に定められています。
ですから、赤十字のマークを勝手に使用することは、違反です。
赤十字マークによく似たマークの使用も違反です。
日本の「赤十字標章及び名称等の使用の制限に関する法律」で規定されています。
違反が見つかると罰せられます。
そもそもこのマークは、攻撃されないように、遠くからでも目立つ大きなマークとなっています。
最近も報道で、様々な地域で戦闘が起き、民間の方を含めて多くの犠牲者が出ているという話を聞きます。
このマークをつけている命を救おうとしている方や、このマークに守られている負傷者の方などがいると思います。
このマークがとても大切なものであるという認識をしてほしいと、日本赤十字社の皆さんが伝えていました。
10月31日はハロウィンです。
最近は、仮装が増え、その演出のために赤十字のマークを使われるケースもあるそうです。
しかし、看護師さんの服、薬を入れる箱、病院のイラストなども含め、街で見かける赤十字マークは、誤った使われ方をしているものも多くあるそうです。
せっかくのこうした機会ですので、皆さんも正しい認識を持っておくことは大切だと思います。