【安城市歴史博物館からのお知らせ】本日からの特別展は戦後80年「空襲にそなえよ」~安城にも爆弾が落ちてきたって知ってた?~
- 公開日
- 2025/07/19
- 更新日
- 2025/07/19
おしらせ
安城市歴史博物館の今夏の特別展は、特別展「空襲に備えよ—総力戦下の家庭防空—」です。
1945年8月15日に終戦を迎えて、今年で戦後80年を迎えます。
子どもたちは当然のこと、学校にいる職員もすべて、戦時中のことはわかりません。
ひょっとしたら、子どもたちのおじいさんおばあさんも、経験していないことだと思います。
安城市歴史博物館では、何年かおきに戦争について取り上げ、安城市における戦争のトピックとなる情報を提供してきました。
安城から戦争に行った皆さんのこと、当時のポスターや絵画と今の絵画との違い、現在の明祥中学校付近にあった海軍明治航空基地のこと、そして最近では戦時中に起きた三河地震や東南海地震のことなど、地域の皆さんでも長い間風化して忘れられてしまうような史実を掘り起こして提供しています。
今回は、「空襲」です。
奇しくも明日、7月20日の未明(19日から20日に変わるくらいの夜中)に、岡崎市の中心部で空襲がありました。
現在は280名の死者との報告があり、 建物の被害は、全壊7,312戸、半壊230戸と言われています。
これは、 当時の岡崎市の3分の1以上にあたり、これらの建物が全て倒壊や焼失をしたとされています。
この岡﨑空襲の日に、岡崎市に隣接する上条町(安城東部小学校区)、安城町(安城南部小学校区)、小川町(桜井小学校区)にも、同様に焼夷弾が落とされたとされています。
安城にも空襲があったということになります。
ぜひ、こうした時代があったということを学ぶためにも、この機会にぜひ安城市歴史博物館を訪問していただければと思います。
様々なイベントや催し物もあります。
よろしくお願いします。