学校日記

コミュニティ・スクールについての保護者地域向け講演会のご案内~東山中学校運営協議会より12/23開催(12/18〆切)~

公開日
2025/12/14
更新日
2025/12/14

おしらせ

一部地域や保護者の皆様からコミュニティ・スクールの仕組みやこれからの学校についてのお問い合わせ・ご希望があり、ちょうどよいお話をいただきましたので、講演会の紹介をさせていただきます。


高校生の司会進行のもと、盛大に開催した「二本木⭐イルミネーション2025」は本当にたくさんの方に来ていただきました。
昨日は本当にありがとうございました。
全ての準備と会全体の流れも全て高校生ですし、手伝ってくれた中学生も本当に頑張ってくれていました。
ですので、支えていた大人のみなさんは、ケーブルテレビの取材も含めてとにかく子どもたちを立てて、影となり、黒子となって頑張りました。
校長も、彼らを支えてくれた大人も、一切点灯式も含めて前に出ていなかったのはそのためです。
本当に頑張ったのは高校生・中学生です。
彼らにメインを任せることこそ、大人の役割。
本当にかかわり、本当にわかっている大人は、昨日はとにかくマイクをもったり前に出たりはしていません。
あの場で見守る活動も大事だということが大事なんです。
だから、「きっと見守っている人がいるんだよね」なんてことを、きっと見に来られた皆さんも理解されたのではないかと思います。
なにより高校生や中学生が笑いながらも真面目に打ち込み、ドキドキしながら頑張っている姿は素敵でした。
本番に「わーっ!」なんて喜んでくれる小学生の声に満面の笑みで満足し、自信に変えていく姿が、私たちには最高の瞬間でした。
そして、それぞれ来てくださった方とあいさつを交わして世代を超えてワイワイとでき、知り合いを増やしたことこそ、私達大人にとっては至福の瞬間でした。
それが、ある意味「地域の中にある学校」コミュニティ・スクールの姿であり、子どもたちを主役にするための大人の立ち振る舞い方なのだと思います。

なんだか、来ていただいた大人の皆様もそういうことをかなりわかってくださったようで…。
「コミュニティ・スクールのことをもっと知りたいんだけど、保護者向けに何か学校でやってくれないですか?」なんて声もいくつも聞こえてきました。
いやぁ、ありがたいお言葉をいただき、本当にありがとうございます。

そこで、今年度コミュニティ・スクールとなった東山中学校運営協議会が主催する講演会について紹介します。



こちらのトップページ(安城市立東山中学校ホームページ)に、書かれていますので、詳細はこちらをお読みください。

「地域とともにある学校づくりⅣ 講演会(展望編)」
令和7年12月23日(火) 13時開場 13時15分開会 15時30分閉会予定

場所:安城市北部公民館「かきたホール」
講師:東京都三鷹市前教育長、貝ノ瀬 滋(かいのせ しげる)さん
(三鷹教育・子育て研究所長・前三鷹市教育長・元文部科学省参与)
コミュニティ・スクールについて、市を挙げて推進していらっしゃった第一人者です。
演題:「今,学校はどう変わろうとしているのか」~ 地域とともにある”これからの学校”の姿 ~
対象として、東山中運営協議会は、以下の方をお勧めしています。
 保護者,地域住民,町内会・企業・団体等 地域と学校の活動に関わっている方
 学校ボランティア,推進員,教職員,行政職員他 地域との連携に興味のある方
 つまり…、知りたければ皆さんどうですか?という感じです。
東山中学校区外に在住・在勤の方には、すぐ近くの安城北部小学校の運動場を駐車場として用意してくれるそうです。
先に、東山中学校区の方を募集しておりましたが、二本木小学校の皆さんもどうですか?とお誘いを受けました。
12月18日(木)までの申込受付です。
定員になり次第締め切るそうですので、もしよろしければお誘いあわせの上ぜひご参加ください。
申込はFormsですが、こちらからどうぞとのことでした。https://forms.cloud.microsoft/r/Jm2jY3kWR2

実は本校ではこのコミュニティ・スクール(よく略称でCS<シーエス>と言います)について、かなり勉強してきました。
この夏も、講師を招いて全職員で研修を重ねましたし、本校同様に令和9年度CSを開始する高棚小学校の先週木曜日の職員研修にも職員がおじゃましました。
ともに愛知県教育委員会でCSについて担当していた安城市・豊橋市の教頭先生・校長先生で、とても有意義でした。
また、この2年間管理職も職員も多くの話を聞きに行きました。
文部科学省の志々田調査官ともやりとりし、本校の考えるCSのスタイルをとる先進的な地に出向いて学ぶ機会などももちました。
例えば島根県益田市。
以前は人口消滅都市などにあげられていましたが、行政も挙げて「ひとづくり」にすすめるなかで、CSの役割は非常に大きいことがわかりました。
今や、人口消滅都市のリストから抜け出した益田市は、それが目的なのではなく、この地がもつ魅力のある町づくりを展開しています。
本校の対話を重視した学習や多くの皆さんとの交流からの学びも、こうした姿から生まれてきたものです。
今回東山中学校がお招きする貝ノ瀬さんのところにも、やはり直接お伺いしてお話を伺いました。
授業以外の時間の学校、先生以外の活動する学校、様々な可能性がある学校というところを、子どもたちのために、地域のために、どう使い生かすか。
とても夢のある話を聞くことができました。
本校にはかつてより「きもだめし」や「イルミネーション」など、学校以外も子どもたちの育ちに情熱を持つ人が多いなど、その素地がありました。
それらを生かしての「お化けの学校」「二本木⭐イルミネーション2025」は、三鷹市の活動などにも類似するところもあるかと思います。
私達職員も平日なので数名ではありますが、おじゃまをして講演を聞きます。
よろしければ皆さん、ぜひご参加ください。

いずれ本校でも保護者の皆様向けに講演や事例報告などの機会をもてればと思っております。
本校は、CSを創設して盛り上げていこうとする学校との横のつながりも大事にし、開かれた形での情報展開をめざしていきます。

ということで、お知らせでした。
ぜひぜひ、どうぞ(*^-^*)