学校日記

【コミュニティ・スクール】石井町のこの夏のアイデアあふれた取り組みに、私たちも多くを学びました~時には共に遊び、時には運営に~

公開日
2026/10/05
更新日
2026/10/05

コミュニティ・スクール

本校区で以前より地域の皆さんや地域の子どもたちに特に焦点を当てて様々な取り組みをされている石井町内会の皆さんには、いつも私たちが多くを学んでいます。
地域を楽しませる、こどもたちを楽しませ、時に学ばせる、そして、楽しませる側にも回らせる、そんな取り組みが多くあります。
この夏の取り組みを以前も紹介しましたが、様々なことを実践されました。
例えば、子ども将棋教室は毎週月曜日、地域の将棋に詳しい方が熱心に来てくださったそうです。
小中学生問わず、男女問わず、真剣に勝負し、温かく指導助言をいただきました。
卓球・けん玉は写真を見ての通りたくさんの小学生が訪れ、中学生が大人と共にフォローしています。
こうした経験から将来自分もクラブ等で活動したいという子どもが生まれたらつなげられるようにするのが、現在の本校が描いている部活動の地域展開への移行の姿でもあります。
きっかけを地域が作り、中学生が助けるという図式は素晴らしいなと思います。
ボッチャは以前も紹介しましたが、中学生が活動を支援する側に回り、小学生の居場所を創出していました。
外は暑く、クールシェアの場所としても機能する公民館の在り方がありました。
ポスター教室や流しそうめんなどは、中学生の姿はなかったとのことですが、そちらは小学生が来て活動を楽しんでしていったということでした。
もちろん、宿題をしようというかたちで公民館の方が在席されている時には中学生も自由に来てもらえるようになっています。
こうしたところは素晴らしいなと感じました。

石井町内会に行くと、多くの皆さんが本校生徒それぞれの名前を挙げて、その子の頑張りなどを誉めて伝えてくれます。
多くの生徒がいる学校とはまた違ったひとりひとりの姿を、地域の方は昔からよく見ていて、接していて、言葉にしてくださいます。
人は様々な場面で多様な姿をもち、それぞれの場で良さを発揮すると思います。
それが、地域でしっかりと温かく迎えられ、育てられているなということを実感しました。

素敵な取り組みに学びたいと思います。

余談ですが、先日、校長室にひとりの生徒が来室しました。
「校長先生は、将棋ができますか?」との問いかけがありました。
やる機会になかなか恵まれず、教えてもらう人もいなかったから残念ながらできないことを伝えました。
でも、できないので自分の息子には市の公民館の将棋の集まりなどに行かせたら、自分から通って覚えたよとも伝えました。
対戦できないことを聞いてとても残念がっていましたが、始業式の、夏休み中にいろいろなところでいろいろなチャレンジをしている皆さんの話をした校長の話を聞いて訪問してくれたようです。
二学期始業式校長式辞~2学期に向けてどうしていきたいか、これからどうしていきたいか、どうやって実現していくのか~
将棋を始めたきっかけを教えてくれて、安祥公民館で将棋を教えてもらうなどの教室に通い、やがて熱心に勉強して今や有段者であること、高校もそうしたクラブのあるところを真剣に探しているということを伝えてくれました。
なんだかこちらもとても嬉しくなりました。

そんななかで、石井町内会では夏休みに「将棋教室」があったんだという話をしたら、それはそれは残念そうに、「行きたかった」と話をしてくれました。
そんな活動をしてくれている地域が学区にあることを知って、嬉しそうでもあり、自分自身が興味をもって取り組んでいる活動に、自信を持てたのではないかとも思いました。
たくさんの生徒の思いは様々です。
なかなかその全部を答えることはできませんが、たとえば悩みなどは、スクールライフノートの展開、先生と話そう週間のことなど、「みんなだいじ💖プロジェクト」を展開し、地域の力も借りながらそれらを多く集めていきたいと考えています。
同様に、やりたいことやなりたいもの、認められたいものなども、学校という枠の中にとどまらず、様々な場面で活躍する生徒一人ひとりを地域が丸ごと応援できたらなとも考えます。
そうしたなかで今回の石井町内会の取り組みは、大いに勉強になります。
将棋教室を運営されていた地域の方に感謝し、将棋を極めたいと熱心に取り組む中学生にリスペクトを感じながら、双方のニーズは必ずどこかにあり、わたしたちやつながりルーム・つながりリーダーがこれらをマッチングさせることの大切さというものを強く感じました。

長いお話になってしまいましたが、石井町の取り組みに感謝申し上げ、こちらも夏のコミュニティ・スクール関係の取り組みのひとつとして挙げさせていただきます。
日頃より本校生徒のため、地域の子どもたちのために、本当にありがとうございます。