二学期始業式校長式辞~2学期に向けてどうしていきたいか、これからどうしていきたいか、どうやって実現していくのか~
- 公開日
- 2026/09/04
- 更新日
- 2026/09/04
学校日記
最近、生徒の皆さんからも、学校のウェブサイトをチェックしたとか、様々な活動に自分も参加したなんてことを話しかけてくれる人が現れるようになりました。
時々ふざけてますよね…とか、すっかりばれていました。
いやいや、面白く書いているつもりなので、根はまじめに掲載しています。
そんななか、2学期始業式にお話をしたことについて、「目標の立て方のことを言ってたけど、もう一回教えてほしい」と勇気をもって言ってくれる人もいました。
原則、式辞については地域の皆様や保護者の方にも伝えるべきと考えて掲載をしたいと思っていました。
しかし1学期終業式は、今後の学校について、特に3年生の頑張りに触れたうえで、1・2年生にも活動の場が引き続き提供されるように努力したいという深い話をしましたので、式辞を掲載することはありませんでした。
(保護者向けには別の形で文書としてお渡しをしました。)
なので、2学期始業式式辞について掲載したいのですが、実はちょっとしたハプニングもあり、ボランティアや地域の活動に参加したり頑張ったり、まったり楽しんだりしてくれたことは、式前にお話してしまいました。
こうしたことも理解していただき、実際には話していない部分や、もっと深く話してしまった部分もありますが、実際にはこんな話をする予定だったということで、駄文ではありますが掲載したいと思います。
目標に向かって段階的に計画を立てる話、自分なりのスケジュール等の立て方を考えるために、少しでも参考になれば、また、こうした分野にも興味を持ってくれたらと思います。
猛烈に暑い日々が続いています。
今日から2学期に入りました。
みなさん、どんな夏休みを過ごしましたか?
なかなか計画的に夏休みが送れなかった人もいるかもしれません。
気がついたら部屋とリビングの往復だったとか、昨日まで宿題を不眠不休でやったとか。
ずっとスマホをさわってた!ずっと動画見てたなんて人もいるかもしれません。
まぁそれもふりかえれば青春時代のよき思い出、ほろ苦い思い出です。
先生もご多分に漏れず、夏休みに失敗した人でした。
先生の頃はスマホもネットおなかったので、毎日夜中にテレビで流れる映画を見まくって過ごし、ぎりぎりでやばいと持って、夜中まで提出物を必死にやって、眠い目をこすって今日を迎えた記憶があります。
なので、そんなに偉そうなことはいません。
ポジティブに考えれば、そんな時間も時には大切かもしれません。
一方、夏休みに得難い経験をした人も多くいます。
地域の町内会や企業の活動のなかに、一緒に祭りを支えたり、盛り上げたりする皆さんの姿を見かけました。
また、地域の皆さんがみんなと共に楽しむような企画に積極的に参加をしてくれる人もいました。
大きな大会で成果を挙げ、また、悔しい思いに涙した人もいました。
海外に行ったり得難い経験をしたりして、全て自分の財産とする人もいました。
(ここではあるテレビ番組のお話をしました)
…世界大会に出場し、成果を挙げるまでの長い長い軌跡を見て、皆同じ時間を過ごすなか、ものすごくハードで濃密な日々を送ってきて勝ち得た栄冠に、心から拍手を送っていました。
そして、芸能界できらめくスターも、その陰には相当な努力があり、小さい頃から積み上げてきたものがあって、本当に努力しているという裏側も垣間見て、心震えるほどの思いをもちました。
幼いころ、小さい頃、若い頃の経験は、いつか自分のためになる。まぁ、どの経験も、「経験すること」が大事なんです。
人生100年時代と言われます。長い人生、まだその15パーセントもまだ過ごしてはいません。
だから失敗や後悔もつきものです。大丈夫。
そこから学び、今日からまた歩めばいいんです。
顔を上げて前を向いて進んでみましょう。
とはいっても、皆さんなかなか計画通りうまくいきませんよね。
そこで、こんなことを考えてはいかがでしょうか。
例えばこの2学期の間、学習でも運動で成績でもプライベートでもなんでもいいので、12月までにはこうなっていたい、こんな風にしたいなんてことはありませんか?
例えば身近なことで行けば、テストの点をもっと上げたいとか、数学がもっとできるようになりたいとか。
これが、あなたにとって立てた目標のゴール、つまり「長期目標」と考えます。
でもそんなことを思っているだけでは何も動きません。
それは目標ではなく、夢で終わってしまいます。
ですので、まず時間をとって、目標を達成するために何をすればいいかいくつも具体的に「やるべきこと」を書き出してみましょう。
もうさすが供どころか算数もわからないという人はどこからわからないか考え、そのひとつひとつを徹底して学習しなおすとか。
この3か月で方程式と名のつくものを順番にやるとか、九九も怪しければ九九からやっちゃうとか。
「やるべきこと」をたくさん取り上げたうえで、まず「今月」やるべきことを計画を立ててみましょう。
これが「中期目標」です。
9月の終わりまでに一次方程式はしっかり理解できるように問題をしっかりこなしていこうとか、わからないところを先生に聞いていこうとか。
目標に向けて動き出すと、時に壁にもぶつかりますが、修正を重ねながら進めながら必ず前進もあるはずです。
ではそのために、今週は何をしましょうか。
まずは問題集をそろえて学習のルーティンを作るのもよし、まずは部屋の整理からするのもよし。
それらもすべて長い長い目標のなかでの大事な準備期間。全て計画に入っているのですから、焦ることはありません。
順番に進めていきます。
これが「短期目標」です。
その短期目標のなかで、「今日は何をすべきか」を考えることが大事です。
ですので、先の見通しを考え、夢を抱き、目標を掲げて、その実現のために大きく何をすべきか、その達成のためにどんな計画を立て、当面何をし、今日をどう過ごすかということを考えるために、「計画を立てる」時間はとても大事です。
タイムマネジメントは、本来学校でしっかり学んでいかないといけないことだと先生は思っています。
この視点で行った時、少し大きく考えてみましょう。
長い目標や数年後、数十年後のあなたは、どうありたいですか。
どんな自分になっていたいですか。
それを実現するためには、何をしたらいいんでしょうか。
そのうえで、今、あなたは何をすべきでしょうか。
今月、今日、今。あなたが取り組むべきことは何でしょうか。
自分のこれからも、同じように考えていくことができると思います。
日々を刹那に過ごしていても、学習も生活も、目的なく過ごしていたら、何も生み出せません。
だから、なりたい自分をイメージし、そのためにすべきことをいくつもいくつも書き出してみましょう。
そのうえで、今できることを洗い出し、具体的に自分ができるように目標を立てましょう。
最初は結果が付いてこないかもしれません。
でも、継続は力なり。きっと、いつか花開くことと思います。
そして、目標のためには遠慮せず、家族、友達、先生、地域の人など、たくさんの人の力を借りましょう。
大丈夫、いつか、家族に友達に、地域の皆さんに、様々な方にちゃんと恩返しをすればいいんです。
計画を立て、前に進む勇気をもち、そして、みんなの力を借りて、みんなで一歩ずつ進んでいきましょう。
ぜひ、充実した2学期にしてほしいと思います。