学校日記

教育実習生の授業から~郷土の伝統・文化と先人たち~

公開日
2025/10/22
更新日
2025/10/22

4年生

教育実習は既に終わりましたが、実習生の皆さんも丁寧に「チーム学習」での学びを展開していました。
4年生社会科では「明治用水」について学んでいました。
タブレットで見ているのは、明治用水開削の様子。
当時の方の明治用水に対する思いについて子どもたちなりに考えていました。
安城市域は周りの川よりも土地が高いところにあるので、土地に水を入れることは難しかったそうです。
そこで昔からこの地域の近くにも池があり、水争いなどをしていたそうです。
そんななか、矢作川から水を引いて用水を創ればこの地域を潤すことができると考えた人が江戸時代にいました。
でも、江戸時代はいろいろな殿様がいろいろな土地を支配していたのでうまくいかなかったようです。
明治時代になり、この計画を再度出して、合わせて安城市域より北の低くて水があふれて困るところの排水計画とも合わせました。
明治政府はその計画を許可して、工事が始まった…というところの写真です。
みんなで、長い年月をかけて完成したこの用水にはどのような期待がこもっているのか、しっかり話し合って話題とすることができました。