戦後80年~自由研究で考えている皆さん、博物館や史料館・史跡を調べるといいのでは?~
- 公開日
- 2025/07/29
- 更新日
- 2025/07/29
おしらせ
「お化けの学校👻」の際に、ある子から真面目に相談を受けました。
自由研究についてです。
戦争のことについて調べようと思うんだけど、何から手をつけたらいいかわからない…というのが悩みのようでした。
さらに聞くと、「うーん、全く違うことしよっかな…」と迷っている様子でした。
先日もこちらで伝えましたが、今年は戦後80年です。
先月の岡崎の空襲に始まり、この三河地方でも8月15日に向けて大きな被害を受けたところが増えてきます。
こうしたところでは様々な展示や講演などが行われていますし、調べると様々な催しが出てきます。
この地域でも、おとなりの刈谷市歴史博物館では「子どもたちの戦争」と題して、まさに皆さんの年齢をターゲットにした展示を行っています。
さらにおとなりの半田市では、「半田の戦争記録」という企画展が行われています。
知多半島ですが、半田市は安城市のとなりのとなり。
戦争の爪痕は随所にありますのでそちらをぜひご覧ください。
また、安城市歴史博物館でも夏休み自由研究相談会は終わってしまいましたが、きっといつでも質問などには答えてくれると思います
資料のヒントなどももらえるかと思います。
さらに二本木地区には、別の場所での歴史的な内容を確認するチャンスの機会もあります。
実は二本木地区は、かつて依佐美村野田といわれる地域の中にありました。
現在の刈谷市の東刈谷駅から野田新町駅付近前で、さらにはその南の方まで、同じ村でした。
なので、戦争の時代以外にも安城だけでなく刈谷に資料がある場合も多くあります。
それが、野田八幡宮のおとなりにある「野田史料館」です。
全国にも珍しく、刈谷市の野田八幡宮内には野田地区が運営しています。
二本木地区の部分もありながらの貴重な資料が多く集められているところもあります。
残念ながら開館日は毎月第一日曜日、15日、第四土曜日の午前中のみの開館だそうです。
そのため、夏休みの宿題の資料として伺うなら8月3日、8月15日、8月23日午前しかありません。
計画を立てて臨むとよいかもしれません。
野田史料館はこちらのリンクをご覧ください。
さらには二本木地区にも戦争に関わるものはあります。
さらに市内には航空施設跡や軍需工場跡地など、まだまだ残されているものもあります。
おうちの人にも相談して、いろいろ調べてみるのもよいかもしれませんね。
悩みを打ち明けてくれた子に感謝です。