避難訓練〜予告の上、開始日時特定せず実施〜
- 公開日
- 2017/01/24
- 更新日
- 2017/01/24
全校
昨日5時間目終了後、避難訓練を実施しました。予告としてはしておりますが、期間内のいつに行うかは不明であるという状況で、先生方も含めて伝えずに実施しました。
生徒の皆さんは、それでも予告がされていたと言うことから、様々な場所から迅速に避難場所に集まることができました。どの場所にいてもどういう経路を通ればよいのかはある程度把握はしていてくれたようです。
学校として、なによりまずは自らの命を救うこと、「自助」の姿勢を大切に、そして、その次に他とともに「共助」の意識を持てるよう、学校でも防災教育に取り組んでいきたいと思います。
阪神淡路大震災から22年。あのときは早朝。5時46分でした。
まだ寝ている人も多い中、地震は各家庭の家屋等を直撃し、火災なども発生して多くの人命が奪われました。
東日本大震災からまもなく6年。あのときは午後。14時46分でした。
卒業式を実施していたり、その準備を行ったりしている学校も多く、たくさんの生徒がそのまま学校に残り、その後発生する津波から難を逃れるために、寒い中一昼夜学校や屋上などで過ごしたところもありました。また、その指示がうまくいっておらず多くの尊い命が失われたということも忘れてはなりません。
熊本地震からはまだ1年もたっていません。
前震と本震は共に夜発生し、熊本城や阿蘇大橋の崩落を始めとする多くの建物被害や地滑り等の土砂災害、火山への影響、大学等をはじめとする教育機関への被害、そして尊い人命が失われるという事態になっています。
まずは、自分の命があってこそ、次へ進めるということからも、生きること、そのために、備えをしていくことが大切だなと、震災の教訓からも思います。
今日の訓練も、こうした訓練を方法を変えながらいくつか取り組ませていただき、有ってはいけないことですが大きな震災が起きた場合にも命が守られるようにしていきたいと思います。