第63回安城七夕まつり〜これからも「輪」を大切に〜
- 公開日
- 2016/08/08
- 更新日
- 2016/08/08
全校
第63回安城七夕まつりが3日間の日程を終えて閉幕をしました。
今年のテーマは「輪」。
七夕まつり公式サイトでは、実行委員長の杉山敏幸さんが、次のようにあいさつをされています。
3日間で100万人以上もの人が訪れる安城七夕まつり。
年齢、性別、職業、居住地、国籍もさまざまな人たちが会場に集い、市民参加のイベントなどを通して交流します。一緒に来た人と願いごとを書いて夢を確認し合ったり、イベントで笑い合ったり、初めて出会った人と意気投合することもあるでしょう。こうした小さなドラマの数々から、たくさんの小さな「輪」が生まれ、いつしか五輪のようにつながり大きな「輪」に進化していく。
そんなストーリーを描ける舞台が、安城七夕まつりには用意されています。
商店街や地域の方々が一丸となって作りあげる竹飾りの「輪」…。
まつりを支えるボランティアの「輪」…。会場にあふれるたくさんの「輪」を体感し、いろんな人と感動を共有することができる安城七夕まつり。
ほぼ同時に開幕するリオデジャネイロ五輪に負けないよう「願いごとの聖地」安城から、「輪」が繰り広げる素晴らしい世界を発信していきます。
第63回安城七夕まつり公式ウェブサイト
わたしたち安城南中も、今回はこのコンセプトを大切にし、生徒の皆さんに様々な参加を通して「輪」を意識してほしいと思いました。
七夕飾りや願い事短冊の準備の様子からまつりの3日間の様子に至るまで毎日見ていましたが、心から楽しんでいる生徒の皆さんの姿が随所にありました。
願い事短冊では友達同士で自分の願い事を探している人や、夜店を眺め、おいしそうにかき氷をほおばり、至福の時を過ごしている人など、おまつりの楽しみ方は人それぞれでした。
ふと沿道に目をやると、自分の家のお手伝いとして頑張っている人もいました。汗を流しながら笑顔で接客する姿勢に、ただ楽しむだけではなく、まつりを支えているという気持ちを強く感じ、まつりを盛り上げる「輪」を感じました。
連日繰り広げられる様々なダンスや踊りなどで参加をしてくれている人もいました。真剣なまなざしで踊る姿は沿道の人に感動を与えていました。これも、真剣勝負を通して会場のお客さんとの「輪」ができていました。
暑い中ボランティアで汗を流し、まつりを側面からサポートする人もいました。市街から来る人に丁寧に案内をしていたり、同時間に町内でやっているおまつりに協力をしたり、様々な場所で安城南中の生徒の力を感じました。まつりを温かい心で支える「輪」を感じました。
学校も笹飾りで協力をしましたが、一生懸命飾りを作り、飾り付けをした皆さんの努力があって、ここまでできました。みんなの「輪」がなくてはできないことですし、この飾りを通じて安城南中と地域の皆様との「輪」ができました。
安城南中の職員も、心ばかりの協力ではありますが、ごみかごボランティアへの参加や、笹飾りの準備や撤収など、その輪に加わらせていただきました。
七夕まつりに限らず、様々な場所でおまつりを支え、地域を支えている方々の多くは、安城南中の先輩方です。いろいろな形で参加した皆さんは、そんなことを意識しながら、七夕まつりを1つのきっかけとして、この町を好きになり、町全体の「輪」に加われていれば、わたしたちとしても嬉しく思います。
まだまだ夏は続きます。
夏休み期間中の合言葉は"Back to our hometown."
こうしたおまつりなどを通して、ぜひ自分の町のよさを再認識する機会になるといいですね。