5年生 総合 途上国の話を聞こう
- 公開日
- 2021/11/18
- 更新日
- 2021/11/18
5年生
SDGsの4番「質の高い教育をみんなに」や6番「安全な水とトイレを世界中に」について調べた時、当たり前のように学校に通うことができたり、清潔なトイレを使うことができている自分たちには、今一つピンとこないものがありました。そこで、実際に現地で生活をしたことがある人に話を聞いてみようということになりました。JICA国際協力隊員としてガーナで村落開発に携わり、その後はNPOを立ち上げて西アフリカの支援をしていらっしゃる石田さんから、ガーナの北「ブルキナファソ」という国の子どもたちの様子についてお話を聞きました。学校のつくりはとても簡単なもので、雨が降ればみんなぬれてしまう。トイレはやっとできたけれど子どもたちが使えるのは男女それぞれ2つずつ。ノートはあまり使われず、黒板の小さいようなものを個人で使っている。教科書も何人かで使う。100人小学校に入学したとして、中学校卒業までたどり着くのは7人ほどであること。・・・などなど、日本の小学生とは違う様子がよく分かりました。支援のためには、まず、その国のことをよく知ることが大切だということも教えていただきました。例えば鉛筆を送ったとしてもノートがないから使えないということは、実際の様子を調べないと知ることができません。現地で長老的な格の方が身に着けるという衣装でお話をしてくださいました。これからの学習に生かしていきたいと思います。