制帽をやめて「3年生以上の帽子は自由です」に変えて1年経って、学校の子どもたちの帽子はどんな感じでしょうか?
- 公開日
- 2025/04/10
- 更新日
- 2025/04/10
学校日記
新しい年度になりました。
写真は、昨日の下校時の様子です。
今回は、「帽子」に注目してご覧ください。
過去に発出した制帽の自由化の文書をお読みいただければ幸いです。
3年生以上は、交通安全帽でなくてもよいですよというお知らせはしっかり浸透しているようで、様々な帽子を被っていました。
もちろん、お兄さんお姉さんが使っていた制帽を愛用してそのまま使うこともOKですし、交通安全帽がまだ使えるので…と使っていてもOKです。
制帽もありますが、新たな帽子(キャップ型がとっても多いですね)で嬉しそうに登下校する皆さんの姿が印象的でした。
お願いとしては、
〇これから暑くなるので、必ず帽子をかぶるようにしましょう。
〇冬などは、耳や目を隠す、視界をさえぎるようなものは、交通安全上危険ですので避けましょう。
〇とっても高価なものは家で大切にとっておき、学校には持ってこないようにしましょう。
といことなどを以前もお知らせしております。
「かぶらない」ということは、昨今の気象事情から考えると今後熱中症等の危険も気になってきますので、避けてください。
1年生は入学時に安城市交通安全協会からいただいた真新しい黄色い帽子をかぶっています。
眩しいほどですね。
この黄色い帽子は2年生までとしております。
安城市内の県道岡崎刈谷線沿いの三河安城小・桜町小・錦町小が同様の対応をしております。
ご対応のほどよろしくお願いします。
ちなみに、本校では現在の3年生が1年生の時の令和5年度途中に、「交通安全帽をかぶっての登校を2年生まで延長します」とし、2年生以上が着用とされていた本校制帽を廃止しました。それまでの制帽の製造をやめ、今後の登下校時の帽子は自由とました。これは、形状その他の課題とともに、純国産であった本校の2種類の制帽については物価高騰の波を受けて安価で皆様に提供できないこと等もあり、当時のPTA役員の皆様とも相談させていだき、今後の制帽販売はしないこととしました。
歴史を紐解けば開校時に本校は旧野田地域の小学校が制服を着用していたことから、制服制定の動きもあったようですが、その後「制帽」を定めることとなり、制服等の話はその後時代とともに薄まっていき、現在に至ったと聞いています。半世紀の歴史のあった制帽ですが、物価その他の波には勝てない部分もありました。合わせて酷暑での日よけを第一に考えるなど、保護者の皆様にお子様の健康状態等に合わせて対応をお願いしたいという点もあります。
「帽子は着用してきてください」とお伝えしているのは、健康第一のためです。
ご理解いただき、時折お子様の登下校等の様子を見ていただいたり、時には一緒に登下校をしてみたりしては如何でしょうか。
以上、今回は「制帽」から変えてから1年経っての学校の登下校の様子をお知らせしました。