【安城市歴史博物館より】次回の企画展は「季節を祝う」~2月8日(土)から始まります~
- 公開日
- 2025/01/31
- 更新日
- 2025/01/20
おしらせ
安城市歴史博物館では、三河地震を含めたこの地域の過去の震災資料を集めた特別展が終わりました。
次の展示は企画展で、「季節を祝う」という特集をします。
季節と聞くと、最近は「ずっと夏だった」「急に冬が来たよね」「季節にグラデーションがないから秋がない」なんて、猛暑に対する皆さんの思いも募っており、「四季」って最近どうなっちゃったのかな…なんてことも思っちゃいます。
そこで、歴史博物館では改めて季節の始まりとして、古代中国の暦によって設けた冬至・春分・夏至・秋分、そしてその間で季節の始まりとする立春・立夏・立秋・立冬に焦点を当てたうえで、季節の移り変わりの祝われ方などを明らかにしています。
さらには、写真にも立派な雛人形が飾られていますが、同じように季節の節目を示す「節供(節句)」についても取り上げます。
1月7日は「人日」、3月3日は「上巳」、5月5日は「端午」、7月7日は「七夕」、9月9日「重陽」と、江戸時代には五節供として定められたそうです。
そういえば先日も、給食にはちょっと日にちはずれましたが、せりやナズナなども入った春の七草の汁をいただきました。
これも行事食と言って、節句の大事な催し物です。
季節の変わり目を祝う行事として民間にも普及・定着しました。
博物館の収蔵品を中心に、季節を祝う行事の昔から現代への変化や伝承について紹介されています。
そんなことを楽しんでみてもらうと、季節の移り変わりも楽しくなるのではないかなと思います。
よろしければ足をお運びください。
また、安城市歴史博物館では毎年好評の「歴博福よせ雛」を同時開催するそうです。
こちらは、企画展の入口付近にかざられているので入場無料です。
毎年テーマがあり、様々なお雛様、お内裏様などが、私たちの日常でよくやる活動をしていたり、ちょっとおふざけもあったりしてと、ふだん見る雛人形とは全く違うユーモアあふれた姿が拝見できます。
ぜひ見ていただけたらと思います。
以上、お知らせでした。