学校日記

新年あけましておめでとうございます

公開日
2024/01/04
更新日
2024/01/04

学校日記

新年あけましておめでとうございます。

今年も「仲よく」の校訓のもと、二本木小学校の皆さんが笑顔で元気いっぱい様々な場所で活躍してくれることを期待しています。
保護者の皆様におかれましても、旧年中は本校の教育に対しましてご理解を賜り、誠にありがとうございました。令和6年も、保護者の皆様とともに子どもたちのために充実した一年を過ごしていけるよう、できることをひとつずつ丁寧に進めていきたいと思います。
ご支援のほどよろしくお願いします。

さて、元日の報道で十分ご存じのことと思いますが、去る1月1日午後4時10分、石川県能登半島にある鳳珠郡穴水町を震源として、最大震度7(石川県羽咋郡志賀町)の地震が発生しました。この地域でも震度4の揺れがありました。
多くの皆さんが体感されたと思います。

石川県能登には大津波警報が、日本海沿岸にも津波警報・注意報が発表され、高い津波の観測もありました。
徐々に現場の状況が明らかになり、建物の倒壊や火災により、亡くなられた方や現在も安否不明となった方がいらっしゃいます。現在もライフラインが機能せずに困っている方が多くいらっしゃいます。
1月3日現在、死者73名、重軽傷者323名の被害が報告され、その数はさらに更新されています。
珠洲市では市内の9割ほどの家屋が全壊やほぼ全壊の状況だそうです。
輪島市で地震発生後に起きた大規模な火災は終日燃え続け、7.8ヘクタールほどの住宅地を焼き尽くしてしまいました。
津波で家を失った方や所在が不明な方もいらっしゃいます。
しかし、現在も強い余震が続きいています。
救助や支援は現在も道路等が寸断されてままならない状況だと聞きます。

子どもたちや保護者の皆様の中には、帰省された折や旅行中に被災され、現在もご親戚等の救援活動やボランティア活動に尽力されている方もいるかもしれません。

どうか皆様ご無事でいらっしゃいますようお祈り申し上げます。

さらには、1月2日に発生した民間機と被災物資を運んでいた海上保安庁機による羽田空港での衝突事故に際して、少なからず影響を受けられた方もいらっしゃると思います。また、多くの皆様は何とも言えないやるせない気持ちになってしまったのではないかと思います。

きっとこのお正月を通して、ご家庭それぞれで様々な思いを持たれたのではないでしょうか。

不安に思っている子どもたちもいるかもしれません。

昨日のニュースでは、ニュースキャスターが「長時間被災地の映像に接していますと知らず知らずのうちに精神的にダメージが蓄積するものです。辛いとお感じになったら視聴をやめる、あとは情報から意識的に離れる、皆さんの心と体の健康を何よりも大事にしていただければ幸いです。」とお話していました。

私たちとしましては、来る3学期始業式のある1月9日以降は、集まった子どもたちがこの先の毎日に希望やわくわくが持てるような毎日にしていければと思っております。

ぜひ学校で、みんなの顔を見て、安心したり、笑ったりしてもらえればと思っています。

今回の震災に対して、私たちのできることはなかなかすぐには見つかりません。
でも、子どもたちなりに何かしらの力にはなれないかとも考えていると思います。
そこで、安城市立二本木小学校では、今できることを考えました。

まずは、この地震で被災された方々を支援するため、本日1月9日(火)・10日(水)・11日(木)の3日間にわたり、学校職員室横の池付近(1年生と5年生の昇降口前)の広場で、募金活動を行いたいと思います。
短い期間ではありますが、お子様に託していただく、お子様とともに登校の付き添いをして募金に来ていただくなど、ご協力いただければ幸いです。

いただきました募金は、本校が青少年赤十字加盟校でもあることから、日本赤十字社愛知県支部を通じて寄付をしていきます。
現在は日本赤十字社は「令和6年能登半島地震義援金」については準備中だとのことです。
受付を開始したところで本校ではこちらに寄付をし、被災された地域の支援に充てていただく予定です。

こちらにつきましては始業式初日より実施しますが、追って当日文書も発送します。
皆様の温かいご支援・ご協力をよろしくお願いします。

新年のあいさつとしては誠に異例ではありますが、今年も子どもたちとともに飛躍する1年となるような学校教育に努めていきたいと思います。
最後になりましたが、今後とも本校の教育に際しましてご支援をたまりますよう改めてお願い申し上げます。

https://swa.anjo.ed.jp/anjo01/blog_img/5241202?tm=20240801103549