3年算数〜1kgって、どれくらい?「1kgピッタリ選手権」開幕!〜
- 公開日
- 2023/10/11
- 更新日
- 2023/10/11
3年生
先週から、教育実習が始まっており、本校にも大学生が教生として学びに来ています。
子どもたちにとっては少し大きなお兄さんお姉さんが、いつもの担任の先生とは一味もふた味も違う授業をしてくれるので、毎日ワクワクする時間なのかもしれません。
この日は、算数「重さ」についての授業を行っていました。
教生の先生は、はじめに子供たちにペットボトルの1ℓ(1キロ)のお茶を持たせます。
その上でビニール袋を渡し、「この袋に、身の回りのものを使って1kgをつくろう」と話し、「1kgピッタリ選手権」が開幕します。
「もう一回ペットボトルもたせて!」
「これをはかりでで量って!」
なんて、各グループ大騒ぎ。
とりあえず重そうな筆箱をみんな渡されたビニール袋いっぱいに突っ込みます。
それでも心配な人は、教科書やそのほかのものを袋に入るだけ入れています。
そういえば、「ニンジンビニール袋に詰め放題」みたいなお店のことをよくテレビで取り上げていたりしますが、まさにそんな感じです。
でも今回は、「1kg」をめざします。
なので、先生たちにも持ってもらい、助言をもらっている人もいます。
また、途中からは先生が再度「ペットボトルもう一回もって確かめてもいいよ」
なんて言ってくれて、右手にビニール袋、左手にペットボトルで確認をするグループがたくさんあらわれます。
そして時間切れ。
各グループは自信をもってはかりに載せますが…。
「せ、せんごぎゃく(1500)グラム!」
予想外の重さに大ショック!
…かと思いきや、みんなでげらげら。
「筆箱入れすぎだよね〜」なんて、盛り上がっていました。
こうして子どもの立場に立ってみると、世界共通で「重さ」という単位を持つことの大切さを実感します。学生発案の授業ですが、よい視点をもって子供たちが単位の概念を見つけてくれればと思っています。