6年 図画工作「わたしの消しゴムストーリー」〜あっ!とおどろくコマどりアニメーションを作ろう〜
- 公開日
- 2023/06/28
- 更新日
- 2023/06/28
6年生
6年生の図画工作科の授業では、iPadを用いたアニメーション作成を通して、60コマで作るストーリー性のある動画撮影を進めています。
本授業は、先々週に安城市教育研究会造形部会(安城市内の図画工作科・美術科の先生方の研究会)で提案した授業をもとに、教科担任制をとっている本校の他学級で授業を同様に行ったものです。
前回の提案授業の際は多くの先生方が他校で行われる他教科の授業を訪問されていました。
このため、今回は図画工作科のICTを用いた、まさに今こそできる授業が行われることもあって、本校の多くの先生方が訪問され、参観されていきました。
授業では、「KOMA KOMA」というコマ撮りアニメーション製作アプリを使います。
まず「消しゴムを使って」が」第一条件です。
次に「60コマでアニメーションを作る」ことが第二条件です。
コマごとに登場するものを動かして、ストーリーになるように考えます。
順番に写真を撮っていくと、その写真が連続されて、アニメーションになるというものです。
ちゃんと前の画面の残像がiPadの画面上に表され、次のコマをとりやすくしてある優れもののアプリなんです。
まず、これまでのアニメ作品を、3人組のトリオを組んで一人ずつ紹介し、それぞれに付箋にコメントを書いていきます。
驚いたところや面白かったところは黄色の付箋、アドバイスは赤色の付箋に書きます。
恥ずかしがりながら見せている子もいましたが、周りのみんなはすごく楽しく食い入るようにアニメーションを眺めています。なかには勝手に開設をつけて実況する子までいます。
それらを見て、みんな的確なアドバイスを出します。
その後、全体でぜひ自分のアニメの批評をしてほしいという子に作品を紹介してもらいます。
色を付けたり、動きをつけたりして、もっと臨場感をつけた方がよいという意見が出されました。
その後、みんな作業を再開します。
アドバイスをもらった皆さんは、もうそれは真剣そのもの。
先生が「終わり」といっても作品を作り続けている子もいました。
将来、こうしたことから映像作家が生まれるのかもしれませんね。
頑張る子や熱中する子が多く見受けられた、6年生の素敵な授業でした。