安城学園高等学校生徒会とのコラボで「福島ひまわり里親プロジェクト」に参加します
- 公開日
- 2023/06/30
- 更新日
- 2023/06/30
おしらせ
今年度の秋花壇
栽培委員会が現在計画を立てていますが、花の定植は9月以降に行ってきれいな花壇にしていきたいという意向を聞きました。
7・8月はあまり学校に来る機会がないこと。
せっかく植えた花が夏の間見られないことなどがその理由でした。
先生から、雑草が生えないように黒いビニールで覆うことも考えていると聞きました。
そこで、「せっかく花壇があいているならば…」と思いました。
手間もかからず、みんながワクワクできることはないかな?と考えました。
校長先生が思い出したのは、安城学園高等学校生徒会の活動でした。
それは、「ひまわり」を育てて「種」を増やしてくれませんか?というお願いです。
「福島ひまわり里親プロジェクト」といいます。
安城学園高等学校生徒会では、2011年3月11日に発生した「東日本大震災」への支援を長年続けています。その中のひとつで、「福島ひまわり里親プロジェクト」というものにも積極的に参加をしています。このプロジェクトは、復興のシンボル“ひまわり”を福島の大地に咲かせる取り組みです。
福島県は東日本大震災時の原子力発電所の事故により風評被害を受け、観光業や農産物の流通に、大きな打撃を受けました。
特に障害を持つ方が働く福祉施設も仕事が激減し、仕事がなくなったことで、多くの人が生活に困ることになりました。
「福島県はキケン」と福島県で育った農産物を買わない人が増えたり、福島県への観光客が激減したり、大きな打撃を受けたそうです。
お菓子をつめる仕事をしていた福祉作業所で働く障害を持つ方も影響を受け、仕事がなくなり、生活に困ることになりました。
そこで、NPO法人チームふくしまの皆さんが、自分たちに何かできないかを考え、「ひまわり」と出会ったそうです。
この取り組みは、全国の人々が里親となって「ひまわり」を育てます。
そこで採れた種を、また福島に送ります。
これにより、福島県の皆さんの仕事が生まれたり、つながりができたり、防災教育につながったりするそうです。
安城学園高等学校生徒会は、この地域でのこうした活動の中心となって長年活動していらっしゃいます。
先日も、その活動の様子が、NPO法人チームふくしまの「里親さんの取り組み」で紹介されていました。
このたび栽培委員長さん、副委員長さんとも相談し、夏休みの間あいているメイン花壇を使って「福島ひまわり里親プロジェクト」に本校も協力していき、長年取り組んでいる安城学園高等学校生徒会のヒマワリを通した復興活動の支援のお手伝いをしていきたいと思います。
来週の児童委員会の際に、栽培委員会の皆さんと活動を展開し、本校メイン花壇にひまわりを植えます。
安城学園高等学校生徒会の皆さんがデンパークで育てられたひまわりの苗と、大事に収穫したひまわりの種を植え、この夏休みの成長を楽しみにしていたいと思います。
皆さんもよろしければ見守ってください。