学校日記

「エシカル×あいち」メンバーの二本木小学校の紹介と愛知県からの「エシカルパーク」開催のご案内

公開日
2024/09/16
更新日
2024/09/13

おしらせ

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本校は昨年度、愛知県県民文化局県民生活課より、「エシカル×あいち」メンバーとして認定をいただきました。
そんなかかわりから、同課より持続可能な社会の実現に向けて、「エシカル消費」を広く県民の皆様に普及するため、「あいちエシカルパーク」(エシカル×あいち公式サイトへリンク)を開催する旨のお知らせがありました。
特に本校の紹介等のブースはありませんが、近隣でも開催されるようですので、ご関心のある方は買い物がてらお寄り頂ければと思います。

消費者庁によれば、「エシカル消費」(消費者庁へリンク)とは、「消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと」を指します。ちょっと難しいですが、持続可能な開発目標(SDGs)の17のゴールのうち、特にゴール12に関連する取り組みとなります。

本校では、「エシカル×あいち」メンバーとして、次のような取り組みをしています。
(「エシカル×あいち」特設サイト団体での紹介・「あ」行の団体から「安城市立二本木小学校」を検索してください)
・低学年生活科で野菜栽培を追究する活動を通して、地産地消の意義や栽培の喜びを学びます。
・家族とともに児童の野菜栽培の学習を支援することで、ともに地産地消に向かうようにします。
・特別支援学級での地産地消活動・キャリア教育を保護者・地域の皆様とともに活動しています。
・特別支援学級が栽培した野菜の販売活動をJAあいち中央の協力のもと展開しています。
・野菜栽培を通した地域の方との交流により、社会とのつながりを大切にした教育を展開します。

都市化が進み、自然とのかかわりの薄くなっている本校では、校内に学校園を設け、地域の方を指導者として招き、特に低学年と特別支援学級において、栽培活動や消費を通したエシカル消費を展開しています。
2年生では生活科で夏野菜栽培を進め、1年時にアサガオ栽培で活用した植木鉢の再利用と専門家の指導で、野菜の成長を日々感じる学びの積み重ねの大切な機会とするとともに、収穫時期に保護者と自宅に持ち帰って共に栽培・消費を楽しむ場を提供します。
家族と自ら作った野菜の地産地消活動を進め、育てる楽しさを感じる機会をつくっています。
昨年秋には農場の無償提供のご厚意のもと、児童のために育てたサツマイモを掘る機会を作り、今年度は本校農園にてすでにサツマイモを育てており、同様の機会を設ける予定です。
今年度もボランティアの保護者にも協力いただくとともに楽しんでいただき、育てる喜びや、地産地消の大切さを理解する大切な機会を提供しています。
特別支援学級ポプラ組・とんぼ組では、年間を通じた農園での野菜栽培を通したキャリア教育の充実・地域との連携活動や地産地消活動を図り、特別支援教育の一環として、ものづくりの大切さや喜びを感じ取る学習を展開しています。
夏野菜栽培では、昨年度はピザパーティー、今年度は夏野菜を添えてのそうめんパーティーを行い、お世話になった方や保護者を招いて自分達で役割分担して会を運営するなど、自立の一助となるようにしています。
冬野菜栽培では、昨年度よりJAあいち中央の協力のもと、移動販売車横でともに販売活動を展開し、自分たちの野菜を実際に販売することの喜びや、消費者に対する責任感など、キャリア教育の初期段階として大切なことを学ぶ機会とし、活動に自信と向上心を持たせた展開を進めています。今年度も着々と準備を進めております。
学校ではこうした上記の全ての活動で、地域にお住いの梅田正明様(元豊田市立若園中学校長)に、食農指導の指導をいただける講師「野菜づくり名人」として委嘱しています。昨年度は農場を無償で提供していただき、今年度も日頃より学校農園を巡回したり、児童の指導に接していただいている学区在住の方に、年間を通した本校の野菜づくり・食農指導の指導を依頼しています。

こうした視点で本校公式ウェブサイトのポプラ組・とんぼ組の取り組みや、2年生の活動を見ていただくとよいかと思います。
校内に訪問される野菜づくり名人に出会うと、子どもたちは「あっ!梅田先生だ!」と声をかけてくれる機会がたくさんあります。
野菜がつなぐ地域の人との縁も生まれていて、素敵な取り組みとなっています。
今後も、楽しみにしていてください。