令和7年度の二本木小学校の総括~コミュニティ・スクール創設に向けて Part1・安全・安心を地域みんながチームとなって~
- 公開日
- 2026/03/26
- 更新日
- 2026/03/26
学校日記
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年度末となってきました。
ここまでの本校の取組をいちど整理し、次年度へつなげるために、皆様にもその成果や課題について共有していただければと思います。
今回はコミュニティ・スクールの第1回目です。
ここまでの経緯をお知らせし、本校の立場を明らかにします。
昨年度まで、本校のコミュニティ・スクールについては校内のみで議論しております。
昨年度、市のコミュニティ・スクール設立の機運とともに、様々な場で本校のこうした計画にかかわっているかのようなご発言をされた方もあったということを地域からは聞いております。しかし、本校としては校外の方と相談してかかわっていることはなく、計画公表後も熱心に地域とともに活動していただいている方々に対し、下記のとおりの順番で深くかかわっている方にご説明をさせていただきました。
令和6年度までに、本校はコミュニティ・スクールを進めるだけの素地は整っていると考えました。
まず、令和7年4月1日付で、安城市教育委員会に「学校運営協議会設置のための準備活動届出書」を提出しました。
本校PTA役員会ではいち早くお話しし、4月初旬には、地域としてかかわりを深くもつ二本木連合町内会と安城市二本木公民館、三河安城商店街振興組合、そして、二本木公民館活動推進協議会、地域の青少年育成のために尽力されている団体linkの皆様にもその旨をお知らせしました。
もちろん保護者の皆様にもその旨を公式ウェブサイトをはじめ様々なところで発信しております。
さらには、今後関わっていただく予定の地域企業にもお話をしており、すでに協働で様々な活動を展開しています。
全て、学校が主導となって進めていることであり、深くかかわっていただいている上記の方に対して今年度になりご説明をさせていただいています。
誤解を受けることのないよう、教育の二次利用等に関する規則も定めておりますので、この点を十分ご理解いただきますようお願いします。
また、兄弟校ともいえる梨の里小学校や三河安城小学校にもその旨を伝えました。
設立の年度は前後するものの、運営の方向性や目的について、ともに共有していきたいといった趣旨の確認をしました。
その後、安城市教育委員会から正式に承認をいただきました。
本校は、令和8年度をコミュニティ・スクール準備期間とします。
令和9年度には市内で6校目(同時に5校が立ち上がるのでこの時点で市内10校)のコミュニティ・スクールとなります。
そのうえで、主に3つの活動を中心にこれまでの活動を拡充させたり、精選・充実させたりすることを進めました。
今日お知らせするのは「安全・安心部会」です。
これまで本校では青少年健全育成会が実質的な子どもたちの健やかな成長を願うところとなっていました。
しかし、地域の様々な役職の方が集まることが多く、まずその役職の説明をされたり、代表の方のみの発言となったりする機会も多くありました。
立場としての仕事や全市的な政治的・行政的な報告に終始し、少し本校のこどもの目の前の姿を置き去りにした感も否めませんでした。
私たちとしては、本校も地域で子どもたちのために尽力している方も本当に進めたいと思っておりました。
本校には、無償であっても子どもたちのために日々かかわって安全・安心に通えるように尽力していただいている方もいます。
そうした方をこそお招きして、「この地の安全や安心をどう進めるか」の議論がなされないまま会が進むことも多くありました。
また、民生委員・児童委員の皆様や保護司の皆様、町内会の皆様など、相互にはよく交流があります。
本校としてはその都度学期ごとに出向いて懇談会を開かせていただき、学区の現状をお話する機会を設けました。
その話を受けて担当からも心配されていることやよくなってきていること、最近の学校の変化や子どもたちの様子などをつぶさに教えてくださる場をつくりました。町内会での会長さんたちとのお話では、様々な活動をコラボさせるなどの発想も、会合での話をヒントにしている部分も多くありました。
つまり、従来は会を開くことが会の目的となってしまっていました。
しかし、今はそれぞれを分け、それぞれの立場の方の役割のもとで様々な意見を頂戴し、学校とのかかわりをもたせていただくようになりました。
作野地区民協や西部地区民協では学校の様子も他地区の委員の方にもお話させていただき、学校全体の様子について知っていただく良い場ともなりました。
こうしたうえで、本校の中で健全育成会に変わって新たな委員構成で立ち上げた会議は「安全安心会議」です。
参加されるのは町内会等町の安全全般にかかわり、防犯等にもお詳しい方、PTAの安全担当の役員の方などの子どもの安全全般にかかわる方、交通ボランティアリーダーや交通指導員などの交通安全全般にかかわる方、保護司や子供会の関係など、子どもたちの健全な生活にかかわってくださっている方など、子どもが安心して学区で生活するために日々努力してくださっている方を集めました。
そのうえで、保護者の方からいただいたヒヤリハット報告をもとに、大きな地図で、二本木小学校の交通安全・生活安全や防犯・健全育成等の面から、どこがどのように心配かを挙げ、地図に落とし込むとともに、PTAからはそれらを独自に地図に落としたマップを配付したり、ウェブで示したりするような活動を進めました。
新たな商店の建設や工事現場等の情報など、まとまった学区とは言えども近隣の人しか知り得ない貴重な情報も飛び交い、未然に子どもたちが不安となる状況をさけることができました。
その成果たるや大きく、すぐに職員を通じて児童にも伝達され、注意喚起をすることができています。
これにより、子どもたちとともに過ごしながら、子どもたちの「安全・安心」を意識していただいている方それぞれのお立場で会を催し、協議・熟議の場を設けることができました。また、それぞれの役割に応じてその会合の内容や趣旨を分け、学校側が直接お話をしていくことで、学校にとっても子どもたちの生活のために非常に有益な情報を得ることもできました。これまで、お立場で一斉に集めていた会の参集を取り止めたことにより、本当に現場を見ていただいている、共に子供の明日について意見交換をしたい方々の前向きな姿が浮かび上がり、本校の安全や安心にかかわる活動がここまで充実してきたと感じています。
多くの皆様が会の参加も含めボランティアで来ていただいているなか、本当に子どもたちのためにならと笑顔で来ていただき、熱心に協議をしていただく姿勢は、今年度の大きな成果だと思っています。
本校のこどもたちのために、本校とともに、「ふるさと二本木」と仲間との絆を大切に。
地域のために、地域を愛するこどもたちとともに、「ふるさと二本木」と仲間との絆を大切に。
これからも、本校はこうした姿勢で進んでいきたいと思います。