「お化けの学校👻」を終えて~わたしたちの学校が目指すもの・中学生編~
- 公開日
- 2025/07/27
- 更新日
- 2025/07/27
学校日記
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「お化けの学校👻」は大盛況のうちに幕を閉じました。
何より暑いなかを子どもたちとともにご参加いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。
そして、「ぜ~んぜん、怖くなかったよ!」と言いながら、目が真っ赤の子😭など、友達やおうちの方と楽しそうにしている姿をみて、準備をされていた地域の中高生や若者、それらを支える地域の皆様やPTAの方々、さらには過去にご協力いただいたPTAOBの方も、確かな手ごたえを感じられたと思います。
なにより久々開催の「お化けの学校👻」では不手際も多かったことと思いますが、温かく見守っていただき、深く感謝申し上げます。
ありがとうございます。
まず、今回の企画の主役はなんと言っても「小学生」
「こどもまんなか」に据えての、夏ならではの、二本木ならではの子どもたちへのプレゼントです。
そして、今回の企画全体でのメインは「若者」であり「中高生」です。
小学生までは地域とつながりがあるのに、中高生になると途端に切れてしまう。
「学校」とか「学級」「部活動」などがメインになり、同年のみのつながりになってしまう。
それは時に疲れてしまうし、立ち止まりたくもなってしまう。
地域とのつながりが切れるのは、「中高生」のみでなく「若者」という括りでも同じかもしれません。
そこで再来年度のスタートを目指す本校のコミュニティスクールでは、小学校ですが「中高生・若者の健全育成」を視点としています。
小学校を居場所とし、時に勉強に、時に駄弁りに来る場として、それらを支える地域の皆さんがしっかりと見守ってくれるようにします。
その中高生や若者が、時に小学生のために一肌脱ぎ、小学生が喜ぶ様々な活動を展開します。
大人は彼らの活動を温かく見守り、支援します。
小学生は自分たちではできない大きな活動を展開する中高生・若者に憧れを感じ、自分たちもそんな活動をしたいと考えるようになります。
それはいつか、この地域を世代を超えた温かい関係にする大切な仕組みになると考えました。
今回、中学生の募集は、地域の皆様が中学校に声をかけて始まりました。
総勢両校合わせて30名程でした。
10年ぶりに行いましたが、まさに今回はこの中学生の頑張りが光って開催に結びつきました。
初日、休憩を挟んで一日がかりでしたが、何も正解があるわけではないので、自由にいろいろなものを作ります。
いっしょにいる高校生とも話が弾み、大人とも会話が進みます。
帰り際、「楽しかったぁ~」と友達と言い合いながら帰る姿は印象的でした。
なかなか暗くならない教室ですが、みんな頑張って段ボールでふさぎます。
光が漏れないようにパズルをしているように楽しそうでした。
当日はものすごくたくさんの人が来てくれて、それはそれは嬉しい悲鳴。
猫の手も借りたいほどでしたが、中学生の皆さんも率先して白塗りの顔😲にしてくれる子もたくさんいて、とても楽しそうでした。
お化け役もやりましたが外での様々なささえるお仕事もしてくれました。
お友だちとはぐれてしまった小学生を連れて、お化けの学校👻を案内もしてくれました。
6年生の子たちが言ってくれました。
「楽しかった!でも、今年で最後だよね!」
「来年は、わたしたちもしっかりおどかします😊」
しっかり、中学生が背中を見せて後輩に素敵な姿を見せてくれたようでした。
今後、町のイベントの「三河安城フェスタ」などでも中学生のさらなる活躍の姿が期待できることでしょう。
そして本校は、いよいよ2回目となった「NIHONGIイルミネーションプロジェクト」の展開も皆さんと共にできればと考えています。
いずれは、休日・夏季休業等の本校を開放した形での居場所づくりの展開を目指します。
さらに、これまでも月末に開催している高校生等との「駄弁る会」などを展開していければと思っています。
わたしたちも、卒業した中学生の活躍に目を細めて嬉しい気持ちで見守る姿がけっこうありました。
活動を支え、盛り上げてくれた中学生の皆様にまずは感謝します。
「未来へつなごう~ふるさと二本木と仲間との絆~」の気持ちをおたがいに大切にしていきたいと思います。