11/11 3年生社会科の模擬裁判
- 公開日
- 2011/11/11
- 更新日
- 2011/11/11
日々のできごと
7名の弁護士さんが来校してくださり、3年生の全学級で模擬裁判の授業が行われました。次のような架空の傷害事件をもとにしての裁判です。
☆中学校に勤務する空手三段の教員が、帰宅途中、一人の教え子が数人の若者に殴る蹴るの暴行を受けているところに出くわした。教員はその生徒を助けるために、数人の若者を殴り倒した。生徒は腕の骨を折られたが、若者の一人はあごの骨を折る重傷だった。教員は駆けつけた警察官に傷害罪で現行犯逮捕された。
実際には、もう少し細かな状況が裁判で明らかとなりますが、この事例に対して、検察官・弁護人・被告人・証人などが陳述や尋問等を行い、裁判官が判決を出しました。その結果、4クラスでは無罪、3クラスでは懲役1年(執行猶予がクラスによって1年〜3年に分かれた)の結果となりました。
弁護士さんからは「客観的な証拠や状況をまずしっかりみること」などをアドバイスされ、「裁判員制度が始まっているので、生徒の皆さんも将来、裁判に関わる可能性がある」とのお話をいただきました。実際の弁護士さんに直接指導を受けた授業は、生徒たちにとって貴重な学びとなりました。
なお、この様子は、ケーブルテレビのキャッチのニュースで流されました。