学校日記

令和5年度 65年目の安城西中学校に向けて〜手帳と自分スタイルをつくるPDCA設計〜

公開日
2023/03/15
更新日
2023/03/15

日々のできごと

令和5年度で、安城西中学校は創立65年目を迎えます。
64回生となる現3年生も立派に卒業を果たしました。
安城西中学校はひとつずつ、次の学びへとステップを進めていきます。
ここでは、新1年生の入学を前に、本校のこれまでの取り組みと今後の取り組みについて、少しずつ紹介していきたいと思います。

「手帳導入による自分スタイルでのPDCAサイクルの設計」
令和2年度、コロナによる臨時休校により、日本全国の子供たちは自宅待機を余儀なくされました。
本校では、それ以前からも生徒に対して、どうしたら自分自身の生活を自分で管理し、修正して振り返ることができるのかを考え、自分の生活を記録し、自分の予定を記入できる、いわゆる大人も使っている「手帳」を用いることを構想し、今後活用しようと考えていました。
コロナ禍となり、本校で協議のうえ、それらを前倒しで活用することと決定し、5月から本格活用しました。
これまでの3年間の使用を経て、生徒の中には普段の気づきやちょっと聞いたよいフレーズ、気になったワードや風景の切り取りスケッチなど、実に個性的に手帳を埋める姿がありました。
課題もあり、活用の方法などはレクチャーしているのですが、連絡を書いたり、予定を立てたりする癖がないという生徒もおり、少しずつ学習の計画や部活動の計画、アイデアノート的な活用を通して、手帳を常に手にもっていけるような取り組みは進めてきました。

令和5年度からは装いも新たに、フォーサイト手帳「ベーシック版」を活用(一部エントリー版も使用)することし、表紙は本校オリジナルを用いて展開してきます。
形状は昨年と変わらず、1週間のバーチカル方式です。
1日の流れが縦軸になっており、そこに予定を書き込んだり、明日の予定や教科名を記入したりし、次の日に前日の生活を記載してみて日々の振り返りを行います。
自分の生活について、PDCAサイクル(Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善))を立てることにより、3年間で自分自身のスタイルをイメージするとともに、自分の活動に自信と責任を持って取り組もうとするツールになればと本校は考えています。
生徒の皆さんにとってこうした活動がひとつの契機となり、「風は西から」の精神のもと、自分自身を高め、本校全体が新しい風を吹き込む新時代の中心となってくれればと考えています。

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