学校日記

3年生 総合的な学習の時間 地域への恩返し 番外編

公開日
2021/05/21
更新日
2021/05/21

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 3年生の総合的な学習の時間では、生まれ育った明祥地区への恩返しをしようと考えています。修学旅行が終了した後から、2学期の後半まで、各町内会や保育園、企業などにアポイントを取り、明中生にできる恩返しを考える予定です。今回、修学旅行が延期になったため、本来なら修学旅行に向けた準備期間である5月中旬から下旬にかけて、すっぽりと予定が空いてしまいました。そこで、今後の総合的な学習の時間の一環として、保育園にフォーカスし、地域の幼い子どもたちのために絵本を作成する時間を設けました。今日はその導入として、絵本のテーマや大まかなあらすじ、構成を考えました。
 ある学級では、絵本の現物を用いて生徒自身の幼い頃を思い返す時間を設けていました。「僕は車が好きだった」「私はいつも人形で遊んでいました。」そんな生徒の声を担任が拾い、「だったら、車や人形が出てくる絵本を考えてみたらどう?」と投げ返します。生徒は、「好きなことを絵本にすればいいんだね。」と表情を輝かせていました。またある学級では、担任が実際にいくつかの絵本の読み聞かせをし、「絵本って、簡単な言葉だけど、何か胸に刺さる部分が含まれているよね。」と生徒に話しました。生徒は、その問いかけに大きく頷きながら、「絵本ってすごいね。」「どんな絵本にしたら子どもが喜ぶかな。」と自然に話し合う雰囲気が広がりました。
 来週は、今日考えた計画を生かし、実際に絵本のページを作成します。まるで幼い頃に戻ったような優しい瞳がいっぱいの穏やかな時間となりました。

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