2−3 社会科 江戸時代の授業
- 公開日
- 2020/07/27
- 更新日
- 2020/07/27
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「170のうち、70。これは、何パーセントかな。」生徒は各々計算し、39.5%であることを求めました。
「約40%・・・これが、江戸時代の税金です。働いたうちの、4割は国に納める必要があったわけです。」
生徒にとっては、まだぴんとこないかも知れませんが、税金40%はかなり厳しいものです。でもこれが、江戸時代の当たり前。地域によっては、50%の年貢を納めるところもあったようです。「そんなに取られたら、働く気がなくなっちゃう・・・。」そんな生徒の声から、農民がどうやってその時代を生き抜いたかを考え、生徒の追究活動によって授業が展開されていきました。
歴史の授業は、過去の出来事をおさらいするだけにとどまらず、その時代の人々の生きざまから、より良い生活を求め続ける人間社会のしくみや、理想的な人とのかかわり方を学ぶことができます。明中生も、過去から様々なことを学び、これからの自身の生活に生かしてほしいと思います。