背面黒板から見える「実り」
- 公開日
- 2020/06/22
- 更新日
- 2020/06/22
ギャラリー
各教室の背面黒板には、いつも次の日の教科連絡が書かれています。
生徒は帰りのSTなどでメモを取り、自宅で持ち物の準備をしたり、宿題をしたりします。もちろん、予習・復習をするにもこのメモが役立ちます。記入は、すべて生徒の手によるものです。
当然のことですが、背面黒板の教科連絡を一人で完成させることはできません。教科リーダーが教科担当から連絡を聞き、記入。学級によっては、級長や庶務が書き忘れや記述の不足がないか管理しています。それぞれがしっかりと自分の役割を果たすことで、明日を迎える準備が整っていくのです。だれか一人でも忘れてしまうと、みんなが困ってしまいます。
それを毎日続けることで、リズム感にも似た責任感が芽生えてきます。そうやって、明中生は無意識のうちに、だれかのためにがんばることを学び、育っています。
6月も下旬にさしかかり、学級組織の仕事も軌道にのってきました。1学期は、まだまだ始まったばかりです。
ところで、6月を和風月名で「水無月」と書くのは、田んぼに水を引く季節であることからだそう。生徒の努力が実りの時を迎えるその時まで、うるおいのある学校生活を途切れることなく提供したいと思います。