10月18日(金) 理科の研究授業
- 公開日
- 2019/10/19
- 更新日
- 2019/10/19
ギャラリー
安城市教育委員会の先生方が本校を訪問し、理科の研究授業が行われました。自然災害にあった時、身近なものでラジオを鳴らすことができるかという導入から入り、化学電池のしくみを利用した実験に取り組みました。前時までに行った個別の実験結果から得られた情報をもとに、どのようにしたら3.0Vの起電力を作り出せるかを考えました。電解質水溶液の種類や濃度、使用する2種類の金属板の組み合わせや水溶液に浸ける表面積、複数の化学電池のつなぎ方等、自分だけでなく他者が個別に知り得た情報を共有することで、課題を達成するための方法をさらに考え、実験に取り組みました。ラジオから音が流れた班が1つあり、歓声が上がりました。うまくいかなかった班もあり、どこが良くて、どこがいけないのか、そこを追究することが大切です。失敗を繰り返すことの連続の先に、新しい発見があります。ノーベル化学賞をめざす科学者の気持ちに少しなれたような気がします。