美味しい給食
- 公開日
- 2021/12/08
- 更新日
- 2021/12/08
ギャラリー
給食委員長さんのコーナーです。
今日はイタリアのクリスマス料理についてです。
日本では“土用の丑の日”のイメージが強く、夏に食べる人が多い鰻ですが、イタリアではクリスマスからお正月にかけてがよく食べられます。イタリア語でアンギラ(anguilla)という普通の鰻は他の時期にも食べるのですが、この時期に食べるのはカピトーネ(capitone)というメスの大鰻。いわば、クリスマス時期の高級バージョンで、日本の鰻よりも大きく、肉厚で脂がのっています。食べ方は、ぶつ切りしてフライなどにしたり、煮込み料理にしたり。そもそも鰻は“悪魔の化身”と考えられており、食べることで厄を払おうという意味があるそうです。うなぎは日本のイメージが強いとわたしは思いますが、イタリアでも食べることを知ってびっくりしました。