美味しい給食
- 公開日
- 2021/10/28
- 更新日
- 2021/10/28
ギャラリー
みなさんは冬に牛乳を温めて飲むことはありますか?今日は牛乳を温めると表面に薄い膜がなぜできるのかについて話します。これはラムスデン現象といわれ、牛乳が40度以上になると表面の水分が蒸発し、表面の乳成分の濃縮凝固が起こり膜ができるのです。豆乳を温めて作られる「ゆば」も同じ原理です。膜の成分は、最初にできるものは脂肪約70パーセント、たんぱく質約20〜25パーセントで、加温時間が長くなるほど脂肪分が少なく、たんぱく質の多いものになります。このように膜に含まれているのは栄養成分だけですので、食べても問題ありません。
私は牛乳を冷たいまま飲むのが好きなので温めませんが、もし牛乳を温める人は、今日話したことを思い出してみてください。