美味しい給食
- 公開日
- 2021/10/27
- 更新日
- 2021/10/27
ギャラリー
今日は牧場で飲む牛乳が美味しい理由について話します。
牧場で飲んだ牛乳が、脂肪が浮いてクリーム層になっていたのであれば、均質化(※)していない牛乳だと思われます。最初の一口でこのクリーム層を飲むと、濃い味が口に広がって、おいしいと感じ、逆に、クリーム層の下は脂肪分が少なく薄く感じます。お店で売られている牛乳は均質化されていて、脂肪球が小さくなっていますが、中身が薄いわけではありません。牧場の広々とした場所では、気分が解放されますので、いっそうおいしく感じるのだと思われます。
※均質化とは?
牛乳の脂肪分を細かくすることです。ホモジナイザーという装置で牛乳を細かいすき間から高圧で押し出すことで、脂肪球を小さくします。均質化(ホモジナイズ)により、牛乳の脂肪球が浮いてこないので、始めから飲み終わるまで均一な味わいとなります。また、脂肪球やたんぱく質の粒子が細かくなるので消化吸収がよくなります。