美味しい給食
- 公開日
- 2021/10/25
- 更新日
- 2021/10/25
ギャラリー
今週の給食委員長さんの話は「牛乳」についてです。どんな話が聞けるのか、楽しみですね。
今日は牛乳がなぜ白く見えるのかについてです。なぜ白く見えるかと言うと光が細かい粒にあたる「乱反射」という現象で白く見えるのです。牛乳中には、たんぱく質や脂肪でできている、目には見えない程の細かい粒子がたくさんあり、この粒子に当たった光が乱反射し、白く見えるのです。雲や波が白く見えるのも同じ現象です。乱反射については理科で習ったと思います。粒子について詳しく説明すると、牛乳中にカゼインというたんぱく質が水に溶けてカルシウムと結合してカゼインカルシウムとなり、さらにリン酸カルシウムやリン酸マグネシウムなどと結びついて、粒子となって牛乳中に拡がっています。脂肪も脂肪球という粒の形で無数に浮遊しています。