学校日記

2年生の先輩による給食の指導

公開日
2016/10/13
更新日
2016/10/13

1年生

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今日の朝、1年7組の教室に、2年7組の生徒がきてくれました。
なぜ来てくれたかというと、「給食をどうしたらもっと早く準備できるか。」もうすぐ、給食委員会の主催で、「給食10分準備プロジェクト」が始まりますが、給食の準備がなかなか手際よく行かないため、ちょっと悩んでいたところだったんです。
そんな点を、さすが!先輩は詳しく説明してくれました。
例えば、こんな提案がありました。
・授業が終わったらおしゃべりに時間を使ってしまうのではなくすぐに席に着くこと
・手洗いが混んでいたら他の準備をするなど、順番を工夫すれば効率よく準備ができること
なんて、先輩方が今までに経験してきたことを話してくれました。
大人になっても、働く職場などでのランチタイムはわずか1時間の貴重な時間。効率よく使うことは大切です。1年生も真剣に耳を傾けて聞いていました。

そして、給食の時間には、先輩は4時間目が体育の授業であったにもかかわらず、1年生の教室に駆けつけ、一緒に給食準備をしてくれました。
「はいはいそこ、用がないなら早く席について!」
「はいこれ。牛乳は後ろから前に回してくれる?」
などと、先輩がいろいろとアドバイスをくれるなか、1年生も先輩の指示を聞いて手際よく仕事をしている様子が印象的でした。
「もっとこうしたら効率がいいよ」と先輩自らお手本を見せ、「銀のお盆を使ったら一度に多く配れるよ」なんて提案する先輩方の姿は、1年生には輝いて見えたことでしょう。
いつもは話しながらゆっくり配膳していた生徒も、今日は必死に運んでいました。

その結果・・・。
なんと、開始10分のチャイムと同時に「いただきます」をすることができました!
せかすことなく、いつもより10分も給食準備の時間が早くなったのです。

先輩の姿を見て、「明日からは先輩のように早く行動できるようにがんばる」と意気込んでいる生徒がほとんどでした。
日常の何気ないことを工夫して生かす。学校生活でも普段の生活でもそうですが、「改善」をしていくことや、「工夫」をしていくことは大切。それは、社会でも同じことだと思います。
先輩から教えていただいたたくさんのことを生かし、明日からも持続できるといいですね。
今回、学年の違う先輩と後輩でも交流をもち、教え合う姿が見られましたが、そうしたことが簡単にできる安城南中生を誇りに思います。

心がホッと温まる瞬間でした。
2年7組のみんな、ありがとう!