入学式では校長が式辞を述べ、父母教師会長にも祝辞をいただきました。
温かいご祝辞を賜り、大変ありがとうございました。
ここでは、僭越ながら本校からの入学・進級へのお祝いと、令和8年度を迎えるにあたっての生徒の皆さんや保護者の皆様への言葉として、校長式辞を掲載させていただきます。
前校長のメッセージを受け、その思いをしっかりと受け継いだうえで、ともに歩んでいこうとしています。
今後とも、よろしくお願いいたします。
本校第80回生となる皆さん、安城南中学校への入学おめでとうございます。
そして、在校生の皆さん、進級おめでとうございます。
かけがえのない時間を、これから共に過ごしていきましょう。
今こそが、まさに青春。ポジティブに謳歌してほしいと思います。
とはいっても、次の出会いや将来への不安。
この先うまくいくのか、ドキドキしながらここにいるかもしれません。
そこで、この話を切り出します。
3月、前校長の最後のあいさつ。
引用されたのは、 アニメ、「葬送のフリーレン」の一節でした。
「南の勇者」と「フリーレン」と語り合う場面。南の勇者はこう言葉を投げかけます。
「近いうちに 君のもとに ひとりの勇者が現れる」
「世界を救うのは 彼だ」
フリーレンはそっけなくこう言葉を返します。
「そうなるとは思えないけど」
南の勇者は、きっぱりとこう伝えます。
「会えばわかる」
「彼は君の人生を変えるぞ」
そのセリフに添えて、都築先生は、こんな言葉で締めくくりました。
次にあなたと出会う仲間が、そして先生が、皆さんの人生にとって、素敵な出会いとなることを期待しています。
正直、私たちに、世界を救い、あなたの人生を変えられるほどの強い自信はありません。
残念ながらヒンメルのようなイケメンではなく、シュタルクのようにやさしく、強い勇者ではありません。
しかし、私たち本校職員は、皆で、あなたの人生を支える大きな手助けをしていきます。
いずれ次代の主役となり、あなたが世界を救う力になるように、私たちはあなたをしっかり支えていきます。
時に熱く、時に優しく、いつも笑顔で、皆さんと共に大事な時間を過ごしていきたいと思います。
前校長に託された大きな使命を、私たちは果たしていきます。
そして、不安なのは、あなただけではありません。
あなたのまわりのみんなも新たな出会いや次の一歩に期待と不安でいっぱいなはずです。
みんな不安だからこそ、新たな出会い、新たな一歩を大切にしましょう。
時に笑顔で、共に泣き、時には支え、たまには支えられ、そんな仲間との日々を過ごしてください。
そう、私たちは、人生という冒険を続ける、勇者一行なのかもしれません。
かっこよく立ち振る舞うばかりでなくてもいい。
時にはみんなで逃げる時があってもいい。
仲間とくだらない時間を過ごすことも振り返ればとても大事です。
かけがえのない仲間や先生との時間を大切にし、青春真っただ中の、熱い今を大事にしてください。
そうすれば、いつかきっと光が見えるはずです。共に探していきましょう。
さあ、全校の皆さん、本校の全職員、そして、温かく見守る保護者の皆様、新年度のスタートです。
今日の佳き日に、みんなで一歩を踏み出すことを心よりお祝い申し上げ、校長の式辞とします。
令和8年4月9日 安城市立安城南中学校長 松永 博司