人権週間 読み聞かせ 2
- 公開日
- 2017/12/06
- 更新日
- 2017/12/06
三河安城小の子どもたち
2冊目は「ええことするのは、ええもんや!」です。
日射しの照りつける夏の日に、主人公は、電池切れで止まってしまった電動車椅子に乗った男の人に会います。困り果てていた「おっちゃん」の話を聞いた主人公は、公衆電話のあるコンビニまで車椅子を押していこうとします。
押し始めてみたものの、車椅子はとても重い、汗がぽたぽた流れ落ちます。そんな時、同じ学校の女子や、大人の人に「えらいわねえ」「かんしんやなあ」と褒められ、嬉しくなってしまいます。
人気のいなくなった上り坂で主人公の中に「ぼくは、ええことしてるところをだれかにみてもらいたかっただけやろか」と疑問がわいてきます。ええことするのって、感心されたり、褒められたりるため・・?
・ええことするのは、ええもんや! くすのきしげのり:作
福田岩緒:絵