学校保健委員会~大切な命を守ろう~(5・6年)
- 公開日
- 2025/06/26
- 更新日
- 2025/06/25
6年生
+6
今回の学校保健委員会は「大切な命を守ろう~子どもでもできる救命処置~」というテーマで、藤田医科大学の先生をお招きして、誰かが倒れた場面に遭遇したときに、どのようにしたらよいかを教えていただきました。
2011年にさいたま市で小学校6年生の子が駅伝の練習中に倒れ、亡くなるという事故がありました。倒れた直後に「けいれん」や「死戦期呼吸」があったため、心臓が止まっているとは思われず、AEDが使われなかったのだそうです。このような事故はどこでも起こりうることで、心停止の判断をするとき、判断できなかったり迷ったら、胸骨圧迫とAED使用をすること。現場で迅速に救命処置をすることが大切だと教えていただきました。その事例の動画を見た後、「あっぱくん」というトレーニングツールを使い、胸骨圧迫の仕方、AEDの使い方の実技講習を受けました。参加してくださった保護者の方も、一緒にトレーニングを受けました。
緊急事態に出会ったとき、子どもだけでできることは限られているかもしれません。でも、周りの大人にも協力を求め、かけがえのない大切な命を守ることができることを願っています。