6年生 戦争を伝えるもの(東栄墓地)
- 公開日
- 2025/05/18
- 更新日
- 2025/05/18
6年生
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今年は戦後80年ということで、新聞やテレビなどで特集が組まれています。わたしたちも、総合的な学習で、その頃どんなことが起きていたかを調べ始め、たくさんの方が亡くなったということが分かってきました。その中で、私たちの住んでいる地域ではどうだったのだろうという疑問がわいてきました。亡くなった方のことを知るためにお墓を調べてみては?ということになり、東栄墓地管理組合長さんの許可をいただいて、見学をさせていただきました。初めに、組合長さんから、今日の中日新聞一面に掲載されていた名古屋城天守閣消失の記事のお話や、お墓を見るときのポイントを聞きました。その後、班ごとに見学をしました。「戦死」と書かれているお墓がいくつもありました。戦争に行った方のお墓だということが分かります。年齢が二十二歳と書いてあるのもありました。そんなに若いのに?という声があがりました。彫られた文字を見ると、陸軍、海軍、軍医・・ルソン島、ガダルカナル島・・大尉、中尉、上等兵・・この地区からもたくさんの方が戦争に行き、色々なところで命を落とされたのだということが分かりました。墓石のいくつかに星のマークがついていました。ちょうどお墓に来られた方が、お国のために亡くなった人に、国がお金を出したのだよと教えてくださいました。これから調べること、考えなければいけないことがたくさん見つかりました。