4年生 理科 姿を変える水(その3)
- 公開日
- 2020/02/28
- 更新日
- 2020/02/28
4年生
今日は水を冷やし続けるとどうなるか、考えました。氷になるのはすぐに予想できたけれど、温度がどのように変わるかは考えたことがありませんでした。沸騰した時は100度近くでそのまま上がらなくなったから、氷になる時は0度で止まるのではないかと考えた子がいました。そのままずっと下がり続けると考えた子もいました。体積は?と考えると初めはピンときませんでした。冷凍庫の氷も最近は自動でできるけれど、製氷皿を思い浮かべると、何だか盛り上がっていたような・・・ということで実験開始です。
ビーカーに砕いた氷と塩と水を入れてその中に水を入れた試験管を入れ、変化を見ることにしました。
氷になると印をつけたところよりぐっと上の方まで増えていました。体積が大きくなることはよく分かりました。温度の変化は・・・たくさんの班が0度でも氷にならず、下がっていきました。水の性質としては0度で凍り始めるのですが、過冷却という現象が起きていたのです。実験では試験管を揺らすという刺激を与えていたのですが、その刺激では凍ることができませんでした。そこで、ガラス棒を入れてみると一瞬で氷になりました。ペットボトルの水も、振ってみるとあっという間に氷に。今日の実験では予想とは違う現象が起きましたが、これはこれでまた不思議。だから理科は面白いということで授業が終わりました。