6年2組 道徳研究授業 「ここを走れば」 1
- 公開日
- 2022/02/14
- 更新日
- 2022/02/14
6年生
【あらすじ】
主人公の大好きな祖父は、木工職人であり、がんこで人に迷惑をかけることを嫌う。その祖父がが倒れたとの連絡が入る。高山市にある病院に急ぐが高速道路は事故のため大渋滞する。同乗していた妹がすいている場所を走ればいいというが、父は「あそこは路側帯といって一般の車は走ってはいけないところだ。緊急の車が走る場所で法律で決まっている。」という。その時、路側帯を走り抜けてく数台の車を見つけた主人公は「走っていく車だってある」というが父は「みんな走りたい気持ちは同じ。でも路側帯まで混雑したら緊急車両は到着できない。そのために命を落とす場合がある。」と答える。妹が「じゃあさっきの車は」というと、父は「人にはいろいろな事情があるかもしれないが、お父さんにはあんなことはできない」という。
病院に着いたのは予定よりもかなり遅れ夜になった。おじいちゃんには生きて会えなかった。主人公は「あのとき路側帯を走っていれば・・。」と思う。その時、父の横顔を見てはっとする。父の目から涙がこぼれていくのがはっきりと見えた・・。