学校日記

こどもまんなか児童会「自分たちのめざす学校をデザインする~創ろう みんなの学校~」

公開日
2025/06/04
更新日
2025/06/03

学校日記

児童会執行委員の皆さんは、この4月から「二本木小学校をどんな学校にしていきたいか」を考え、行動してきました。
生まれた合言葉は、「めざせ!スーパー小学校!」
どこにもないスーパーな学校となるべく、全校のみんなでどんな学校にしたいかクラス会議を開き、それらをまとめて、こどもたちが立てる「めざす学校の合言葉」を決めようと、日々相談を重ねてきました。
とはいってもなかなか忙しくて学校にいても時間のない執行委員の皆さん。
そこで、和気あいあいと話せる給食の時間を活用し、校長室で週2回ほど「ランチミーティング」を開催しています。
とはいっても、校長先生と話すのが目的ではありません。
校長先生も含め、「めざす学校の合言葉」をどうやってみんなで決めていくかという話題でお話(おしゃべり!(^^)!)をし、その話題のネタをもって、児童会顧問の先生と正式にいろいろな段取りを決めていきました。
そして、自分たちの思いを伝えたうえで、各学級で考えた「〇〇な学級」をめざしたいという言葉を考えてきてほしいという依頼をしました。
前回の第2回児童議会では、特別に2年生にも参加してもらい、2年生以上の各学級の思いが一枚の画用紙になってまとめられました。
なんだか、とても感激する時間でした。
そして執行部の皆さんは、この意見をもとに「めざせ!スーパー小学校!」に続く副題となる言葉をいくつも考えました。
このたび、それをついに明日の臨時児童集会で発表するのだそうです。
なんと!電子投票し、その結果を次の児童集会で劇的に発表するそうですよ!
そう!すごいかっこよく発表するようです!

こどもたちのここまでのアイデアや取り組みに脱帽です。

本校では今年度より、こどもたちのために何がもっともよいことかを常に考え、こどもたちが健やかで幸せに成長できる社会を実現するという「こどもまんなか宣言」の趣旨に賛同し、学校としてもアクションに取組む「こどもまんなか応援サポーター」として、様々な取り組みを進めています。
昨年度末も校長が、「こどもまんなか」を取り上げて児童会活動の今後について触れていました。
児童会活動の充実や「こどもまんなか」を意識したこどもたち主体によるめざす学校の姿を求めた取り組みなど、こどもたちを信じて、こどもたちの手作りによる学校づくりを目指しています。その後押しをするのが、学校が「こどもまんなか応援サポーター」になることだと考えています。

二本木小学校としては、コロナ禍もありましたので、何年かぶりでしょうか。
本校は児童会を、執行委員である児童会長・副会長を中心とした執行部、各学級から選出された学級委員を含めた児童議会、各学級でそれぞれの役割ごとに任されて活動を進める児童委員会、といった制度に改め、特に執行部の執行委員(児童会長・副会長)は選挙によって選出しました。
また、執行部や学級委員・児童議会・児童委員会とは関係なく、行われる様々な活動・行事に関して、その運営にかかわる皆さんを立候補で募り、実行委員として活躍してもらっています。
様々な形で自分のかかわれる自分の学校のために取り組み、誰もが自分の学校であると誇れる「みんなの学校」をめざしてすすんでいます。
それが、児童会の皆さんのこうした取り組みとともに形になっていることを、「すごい!」と思いながらわたしたちは温かく応援しています。

こどもまんなかの学校、それを具現化するこどもまんなか児童会。
そんな児童会を中心に、自分たちのめざす学校をデザインし、みんなの学校を一人一人の意識で創ることができたらどんだけすてきなことだろう。

未来の主人公であるこどもたちの予想の斜め上を行く様々な取り組みに、これからも期待してください。