学校日記

6月を「安全」について考える月間としましょう

公開日
2024/06/11
更新日
2024/06/11

学校日記

今年度も始まって2ヶ月が過ぎました。新入生も学校生活に慣れ始めています。
学校での生活や登下校、下校後の生活の仕方など、子どもたちも保護者の皆様も、ある程度流れもでき、落ち着いてきたところかもしれません。

そんななか、本日は、児童生徒の交通事故防止についてのお願いが届きました。

愛知県教育委員会からの報告です。
今年度5月末現在、わずか2ヶ月で県下では21件の児童生徒の交通事故が県教委保健体育課に報告されました。
そのうち、18件が自転車乗車中の事故(昨年度の同時期事故件数は7件)があったとの報告がありました。
自転車事故の多さが懸念されるそうです。
そこで、今一度自転車乗車時の安全を含めた交通事故防止に向けて周知してほしいとのお願いがありました。

「自転車に乗るなら必ずヘルメット」のお願いです。
特にヘルメットは現在法律で、自転車を運転する際は運転する方がヘルメットをかぶることに努めなければなりません。
また、保護者等の方は、児童や幼児が自転車を運転する際は、ヘルメットをかぶらせるよう努めなければなりません。
今一度、ヘルメット着用について、命を守る大切な道具であるという認識に立ち、ご家庭での指導充実をお願いします。

自転車乗車用ヘルメットの着用について[愛知県防災安全局 県民安全課]や、自転車の安全利用[愛知県警察ホームページ]も参考にしていただきますようお願いします。

本校では、4月から5月初旬にかけて、「安全」について学校として取り組める様々な訓練や教室などを開き、いざという時のために子どもたちにも備える心を持ち、保護者の皆様にもご協力をいただけるようにしてきました。
3年生には交通安全教室も開催しております。
今年度より始めた自家用車・徒歩等の方法を用いた引き取り訓練などではお時間をとっていただき、深く感謝申し上げます。

6月から7月にかけて、本校では自分自身を取り巻く場所での「安全」について考える期間としていきたいと思います。
本校区でも過去、この時期に児童が巻き込まれる交通死亡事故が発生したことがあります。また、本校進学先の中学校区でも、この時期に交通ルールを順守し、ヘルメットも装着していた生徒が登校中に左折してきた大型トラックに巻き込まれる交通死亡事故が発生しています。
命にスペアはありません。
自分の命は自分で守る、「防衛」の意識こそ大変重要です。
急に暑くなる時期、梅雨の時期、生活に慣れてきた時期だからこそ、今一度自分自身の身の回りの安全について考えていく期間としたいと思います。

昨年度、保護者の皆様のご協力のもと、ヒヤリハット報告をいただきました。
現在、この報告をもとに、長い間発行してこなかった「学区安全マップ」を製作しております。今月中にご家庭に配付をする予定です。
また、今年度も、安城西中で定める6月19日の「紫陽花忌・交通安全について強く考える日」より、7月1日の「国民安全の日」までを、保護者に向けたヒヤリハット報告をいただく期間とし、いただきました情報を今年度はウェブサイト等で広くお知らせして注意喚起をすることとしたいと考えております。今後用紙等を配付させていただきます。

6月を「安全」について考える月間とし、まずはお子様の「ヘルメット」着用についてご理解をいただきますようよろしくお願いいたします。

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