10月に入り、読書にふさわしい季節になりましたね。
そう、「読書の秋」です。
…な～んて言いたいところですが、もう10月も半分過ぎたのに、暑い暑い！
でも、二本木の皆さんの本好きは季節にかかわらずたくさんいてくれるようで、嬉しい限りです。

今月のきーぼー便で用意したのは、「黒魔女さんが通る‼」シリーズです。
皆さん、知ってますか？
石崎洋司さんによるシリーズで、2005年からスタート。
なんと、2023年に完結したというロングセラーのお話です。
主人公は黒鳥千代子さん。チョコと呼ばれオカルト好きな5年1組の女の子が、黒魔女を召喚してしまうところから始まるお話です。
6年1組に進級して、20作目「黒魔女さんと最後の戦い 6年1組 黒魔女さんが通る!!」が最後のシリーズです。

今回のシリーズのいくつかをアンフォーレの図書情報館からお借りして置いたとたんに、たくさんの皆さんが校長室の前に集まっていました。
やはりなかなかの人気ですね。

実はこの本。
学校では夏休み、なかなか子どもたちの声に接する機会がありません。
一方子どもたちも、学校では友だちや先生に悩みや思ったことを伝えることができますが、夏休みはそうもいきません。
そんな機会を使い、本校で今年度から導入している「スクールライフノート」を用いて、担任の先生以外にも様々な先生に夏休みに取り組んだことや感じたこと、思いや悩み、何でもないことなど、自由に書いて伝える機会をもちました。

多くの皆さんがコメントをしてくれて、そのたびにいろいろな先生がコメントを返してくれていました。

そんななか、ひとりの子が「黒魔女さんがとうとう最終巻。これから何の本読もう…」と書いてくれていました。
そして別の日には「もう一度一巻から読み直してる…」と書いています。
そんなに面白い本なのかなぁ。
そんな読み返したくなる本なのかなぁ。
いったいどんな本なのかなぁ。
…と、しだいにワクワクが止まらなくなりました。
そこで、読書週間の時期に合わせて、図書館司書の天野さんと、この時期にコーナーを作ってみました。

皆さんも、「推し」の本、「推し」の作者など、見つけてみる機会にしてもらえるといいのかなと思います。