4年校外学習〜水のかんきょう学習館の見学に行きました〜
- 公開日
- 2023/11/18
- 更新日
- 2023/11/18
4年生
4年生は社会科「郷土の発展につくした先人」の単元で、この地域で用水を開削した都築弥厚をはじめとする人たちの活躍について学んでいます。
保護者の方で、この地に引っ越してきた人があるかもしれません。
安城市域や知立・刈谷市域は昔から川よりも少し土地が高いところにある台地上の地形になっていて、大きな河川もなく、水をとるのが難しくていくつものため池を造っていたという状況がありました。江戸時代などではこうしたことから見ず争いも絶えなかったと言います。こうしたことを解消するために、各村々が水が潤うようにと、矢作川から水を引いて、この地域を潤そうと計画したのが都築弥厚と石川喜平、その後実際に用水建設を進めたのが、岡本兵松と伊与田与八郎という人たちです。
長い話は避けますが、こうした方々を始めこの時代まで数多くの方の努力があって、安城市域周辺は農業のみでなく、最近は工業用水としても大きなウエイトを占める明治用水が流れています。
二本木地域は実は他地区にはない風景として、地下に埋められている用水をまじかに見ることのできます。
そんな明治用水について学ぼうと、最初に訪れたのは、大東町にある明治用水会館の「水のかんきょう学習館」です。
ここで、当時の開削の様子などを学び、パネルなどでその歴史について知ることができました。また、暗渠化され、地下に流れている明治用水がどのようになっているのか、近くの配水場を訪れて、みんなで様子を知ることができました。
出かけるときは強い雨で心配もしておりましたが、次第に雨もやみ、見学もしっかりと行うことができました。