【愛知県警察本部交通部長より】夏休みに入る前に!〜児童・生徒に対する交通事故防止の強いお願い〜
- 公開日
- 2023/07/14
- 更新日
- 2023/07/14
おしらせ
夏休みを前に、愛知県警察本部交通部長より、児童・生徒に対する交通事故防止に対する依頼がありましたので、ここにお知らせします。
以下、愛知県警察本部の文書を一部抜粋してお伝えします。
【小中学生の交通死亡事故はないが、事故は増加!】
本年の愛知県内の交通事故情勢については、6月30日現在で、交通事故死者数は72人で、昨年同時期と比べて3人増加しており、児童(小学生)や生徒(中学生)が被害に遭う交通死亡事故の発生はありませんが、577人の児童・生徒が交通事故で負傷し、昨年同時期と比べて40人増加しております。
【小学生の事故の多くは自転車!4割がノーヘル!】
本年発生した児童・生徒の交通事故の特徴として、自転車乗車中の交通事故による負傷者数が、334人と半数以上を占めています。
また、334人のうち小学生の自転車乗車中の負傷者は157人で、残念なことに、約4割が交通事故に遭った時、自転車用ヘルメットを着用していませんでした。
【未然防止のためにご家庭でも以下の徹底を!】
子供たちは間もなく夏休みを迎えますが、夏休み期間中は外出の機会が増え、行動時間や範囲が広がるとともに、休みの解放感から注意力が散漫になるなど、交通事故の発生が懸念されます。
夏休み期間前に、以下の交通安全指導の徹底をお願いします。
・自転車乗車中はヘルメットを着用すること
・自転車も一時停止などの交通ルールを守り安全確認をしっかり行うこと
・道路を横断するときは、信号のある交差点や横断歩道を利用し、横断時には手を挙げるなど、運転者に対して横断する意思をはっきり伝えること
・道路で遊ばないこと、道路へ飛び出さないこと
・車に乗るときは、シートベルトを着用すること