4年 理科「空気や水のはたらき」〜水鉄砲より空気鉄砲の方がよく飛ぶ秘密って何?〜
- 公開日
- 2023/07/07
- 更新日
- 2023/07/07
4年生
先日、プールを使ってみんなで水鉄砲をしている姿をお伝えしました。
…遊んでるわけじゃありませんよ (*^^)v
…楽しいですけどね !(^^)!
ということで、理科の時間にこの鉄砲を使って、水鉄砲、空気鉄砲、水と空気をいれた鉄砲、これら3つを使って、どれが一番スポンジを飛ばすのかという実験をここまでしてきました。
すると、みんなの予想を大幅に外して、空気鉄砲がスポンジを遠くに飛ばすということがわかりました。
「なぜ?」
今日はその疑問を解決していく授業です。
まず、前回の実験結果から、どうしてそうなったのか、みんなの考えた理由を書きます。
これは、一人一人が、ワークシートに鉛筆で書いています。
みんな工夫がしてあり、しかも具体的に書いてあります。
字も上手です。
次に、先生はマイタブレット(iPad)に、水鉄砲を描いたデータのシートを渡します。
何となく言葉にはしたけれども、みんなの考えていることがどういうことなのか、絵にも示して教えてほしいということです。
ここではICTを活用してのマイタブレットで。3人組(「トリオ」と呼んでいます)での作業を行います。3人組はタブレットでの表現の方法などを自由に意見交換していって、より良いものを作り出していきます。自分の考えをまとめるのにも結構めいっぱい時間を使いますが、やがて、3人組での考えにまとめていきます。
それらを先生のタブレットに「提出」します。
提出したものを先生は確認したうえで、今度は「全員」でみんなの考えを共有します。
挙手をしてくれた人のタブレットのデータを先生は画面などに示しますが、みんなも自分のタブレットで確認します。絵にもしますが、言葉で、具体的に、わかってもらえるように説明をすることが、大きなカギになります。
さて、皆さんは、水鉄砲より空気鉄砲の方がスポンジを遠くに飛ばすことができる理由を、言葉で、みんなに理解してもらえるように説明ができますか?
この授業では、自分自身がその仕組みを頭で理解するだけではなく、なぜそうなるのかを言葉などで適切に表現することができることを目指しています。漠然とした理解ではなく、適切な言葉や表現を他から学んだり、自ら考えたりすることはとても大切です。そうしたことを、理科の実験活動を通しても学んでいます。
みんなが頭を働かせて、いろいろなアイデアや表現を使って説明できていたことが素敵でした。