飼育委員長さんからのお願いに感心しました
- 公開日
- 2023/05/14
- 更新日
- 2023/05/14
6年生
今週、一番嬉しかったことを書きます。
委員会終了後、飼育委員長さん、副委員長さんが職員室に来室しました。
教頭先生にお話をしたいことがあるとのことでした。
聞くと、それは学校にとってもとても大切で、すごく学校のことを考えている感心してしまうお話でした。
「小鳥を再び飼いませんか?」という提案。
教頭先生は熱心に聞きました。
学校には鳥小屋とウサギ小屋があります。
しかし、昨年度まではオスのウサギが2羽いて、そのウサギ同士がけんかしてしまうので、鳥小屋を使ってそれぞれ分けて育てていました。
その前後から鳥小屋の鳥もいなくなっており、その後もウサギがいたため、育てなくなりました。
昨年度、ウサギのうちの1羽が亡くなってしまい、現在はウサギ小屋にいる1匹だけだそうです。
お願いは、そんな鳥小屋に小鳥を再び飼ってほしいとのことでした。
理科の先生で鳥や魚など生き物にも非常に詳しい教頭先生は、みんなが飼いやすい小鳥の名前をいくつか挙げていました。
大きめの鳥は世話も大変なので、やはり小鳥がおすすめだとの話をしました。
そのうえで、意見を整理して、校長先生にぜひ提案してみてくださいとのことでした。
その後、校長室に2人がやってきてくれました。
今度は具体的な鳥の名前を挙げて、委員会の1学期中の任期のうちに児童会でも提案し、なんとか小鳥が買えるようにならないか…というお話をしてくれました。
この話を受けて、学校では関係機関ともお話をしました。
そして、委員長・副委員長の思いが形にならないか動いているところです。
例えばこのところ、ニワトリの卵の供給不足が心配され、鳥インフルエンザについて話題になることが多くあります。
そこで、改めて鳥を飼うことについては、安城市役所産業部農務課振興係にお聞きしました。
すると、安城市公式ウェブサイトにおいて、鳥インフルエンザに関する注意を示すとともに、「鳥を飼っている方へ」というメッセージを出しているそうです。
それによれば、野鳥が近くに来ないようにするなどの注意をすれば、国内で鳥インフルエンザが発生したからといって、飼鳥はそもそも別に生活していたわけだから、直ちに家庭等で飼育している鳥を処分しなければならないという悲しいことにはらないとのことで、鳥を飼うことに関して、市としては何も問題はないとのお話でした。
サイトには、飼ってはいけない、ではなく、野鳥と接しないようにして、責任をもって最後まで飼ってくださいということが書かれていました。そして、同じように係の方も野鳥との違い、接触をしないということを明確に話されていました。
とはいっても、そうした万全な環境を保つためにいろいろと整えないといけないこともあり、児童会全体としてどう考えるかも子どもたちみんなに聞いてみないといけません。
入手する先もしっかりと調べ、小鳥を飼うことになるのならば一つ一つのことを丁寧に進めていきたいと思います。
生命あるものをみんなで大切に育てるということはとても大切だと思います。
飼育委員長さんからの正式な提案を待って、わたしたちはそのための下準備をしていきたいと思います。
大事な提案、ありがとうございました。
ひとつひとつの思いを形にして、具体的に動くことで、学校も、町も、自分自身も、よりよくなっていくんだなと、今秋一番の関心をしていて、とても嬉しかったことを報告しました。
そのほかの児童会の皆さんや学級の係の皆さんも、ぜひ先生たちに何か伝えることがあったら言ってきてください。
ちなみに…
ウサギはどうしますか? と委員長さんに聞くと…
「ケンカしなければいいけど…」という答え。
確かに、ケンカする様子はあまり良いとは言えません。
こちらもしばらくは考えたいと思います。
副委員長さんは、魚関係が得意だそうです。
本校には職員室横に池があります。
またそちらについても考えていきましょう。