2025年（令和7年）12月19日付で、ユネスコスクール事務局（公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター＜ACCU＞内）より本校に、「ユネスコスクール加盟　国内審査　結果通知書」が届きました。

ユネスコスクール加盟申請国内審査結果は、「通過」でした。
大変うれしい結果になりましたことをここにご報告申し上げます。

これにより、今後正式な通知を以て、本校は晴れて国内における「ユネスコスクール」加盟校となります。
正確には「ユネスコスクールキャンディデート校」として、国内ではユネスコスクールであるということになります。
今後、パリに本部があるUNESCO（国際連合教育科学文化機関）に英語による審査を経て、国際的な承認を目指します。

日本では、「ユネスコスクール」と呼んでいるこの活動は、国際的にはASPnet（Associated Schools Network）と呼ばれています。
これは、ユネスコの理念を学校現場で実践するために1953年に発足した国際的なネットワークです。
ASPnetは、加盟校同士が活発に交流することをめざしています。
児童間・教師間で情報や体験を分かち合い、地球規模の諸問題に若者が対処できるような新しい教育内容や手法の開発、発展を目指しています。
そんなASPnetへの加盟が承認された学校を日本ではわかりやすく「ユネスコスクール」と呼んでいます。

本校は「多文化共生学校」そして「こどもまんなか学校」を目指して、人権や道徳を大切にし、次代に生きる子どもたちのために必要な学びを常に考え続けていきます。外国にルーツをもつ子どもたちも含め、多くの子どもたちが本校にいて、校訓「仲よく」のもとで、日々を楽しく笑顔で過ごしている様子が、今の世界の縮図のようであるのならば、本校はこの子どもたちの明日を考え、次代を担い、主体的に最適解を出すような人材を育てられる、これからの教育の在り方を考える場でありたいと思います。
今回いただきました審査結果を、これからの二本木小学校のさらなる成長材料となるように大切に受け止め、引き続き前進していきたいと思います。
保護者の皆様や地域の皆様におかれましても、ぜひ今後もご支援いただきますようお願い申し上げます。