学校日記

あたたかいおくりもの~イルミネーション⭐ちょっといい話~

公開日
2025/12/22
更新日
2025/12/21

学校日記

毎日、夜に輝いているイルミネーションは、いくらクリスマスと言えどもちょっとだけ心細くなる夜の時間に彩りを添えてくれます。
児童クラブが終わり、おうちの人と一緒に帰る子どもたちが、お母さんの手を引いて庭園まで来て、写真を撮る姿はなんともほほえましいです。
そんな姿を、もうすぐ卒業を迎えるなか準備にがんばった高校生に伝えてあげたいと心から思います。

じつは、こんなお話もありました。
町内会の回覧版で「イルミネーションを集めてます」というお話をしたら、3年生の子が校長先生のところに立派なイルミネーションをもってきてくれました。
教頭先生が受け取ったのですが、それがもう重いのなんのって…。
これを届けたいがために、学校まで持ってきてくれたんだと思うと、本当に嬉しくなりました。
後日、校長先生が直接本人とお話して、「絶対使うね!」と約束をしていました。
そのライトが今日もどこかで光っています。

高校生が準備に来た休日のお昼のことです。
高校生や中学生とともにイベントに取り組んでいるNPO法人linkの皆さんのところに、電話がかかってきました。
「イルミネーションるんですけど、どこに持っていったらいいですか?」
そこで、ちょうどお昼過ぎから準備をするので、そこにもってきてくださいね…と頼みました。
でも、ちょっとだけ高校生より早く、たくさんの荷物をもってそのご家族はやってきました。
箱に入った電飾、そして、素敵なサンタのオブジェなど、いくつもの楽しくなる素材が入っていました。
すると、あわせてこれとは別に紙袋をいただきました。
お母様はおっしゃいました。
「準備している高校生の皆さんに、『お疲れさま』って思いまして。」
「これ、みなさんでぜひ食べてください。」
なんと!差し入れをいただいてしまいました!
そして、
「うちの子、楽しみにしています!」
とお話をしてくださり、小学生のお兄ちゃんと、小さな小さなきょうだいが手を振ってくれていました。
大感激でした。
そして、その話を高校生にしたら、大喜びでした。

そんな、温かい目で活動を見てくださり、ご支援していただいたりする保護者の皆様、地域の皆様の温かさで、本校は成り立っています。
本当に、ありがとうございます。

メリークリスマス!