学校日記

テストに向けて…というより、今後に向けての学習計画PDCAを大切に

公開日
2021/06/09
更新日
2021/06/09

日々のできごと

6月に入りました。
梅雨には入ったものの、意外と晴れ間がのぞき、この数日はちょっと蒸し暑く感じる時間もあります。帰宅時間も生徒の皆さんが汗をかいて帰ることなどを考慮し、急遽体操服や部活動での服装の帰宅でもよいこととし、熱中症予防のためにも水分を確実に持ってくること、自転車通学者の生徒も含めて学校生活で帽子が必要になることから、日除け帽子等を確実に持ってくるように、生徒指導の先生が伝えていました。
(ちなみに、過日販売した学校公認の帽子は、現在市販で取り扱っているお店としては安城駅前のイワホリ洋品店さんがあります。まだ在庫があるそうなので、そちらへお問い合わせください。)
さて、6月といえば支所予選を控えている時期でもありますし、期末テストを控えている時期でもあります。特に1年生は初めてのテストです。
毎日朝教室を回っているのですが、実はこの数週間、1年生、2年生の教室の背面黒板が、今までとは少しだけ違う様子になっていることに気づきます。「情報の宝庫」となっているのです。
大切なことが口頭ではなく、前もって掲示として張り出されており、そこに有益な情報がたくさん詰まっています。中には2年生のある学級には、次のテストでの目標を立てたり、いろいろな学習方法をみんなで確認し合ったり、各先生方の今までの学習方法を聞き合ったりしているところなどもありました。
先ほどの背面黒板の情報もそうですし、学習計画もそうですが、こうした活動が、昨年度から導入された手帳にも少しずつ「計画を立てる」「大切な情報を書き留める」という面で有効に役立っているようにも感じます。それらも自分をパワーアップさせるツールとして、上手に活用してください。
そうして考えると、学習の予定も、次の時間何をやるのかなどが示されていると、「予習」まで着手できるのにな…なんて、ちょっと欲張って思ってしまいます。
勉強方法というのはなかなか自分に合ったものを見つけたり、考えたりするのは、一人では難しいものです。しかし、いろいろな人と確認し合い、試してみて、結果からまた振り返って改善していく…そんな姿勢がまさに嬉しく、きっとこのPDCAサイクルを繰り返すことによって、よい成果が次第に生まれてくるのではないのかなと思います。
テストに向けて…というより、テストを一つの節目として、自分らしい学びのスタイルや、大切な情報を取り逃がさないやりかたをつかんでほしいなと思います。